MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらりJOG~鎌倉海岸

2019年05月10日 | ジョギング
衣張山ハイキングコースから大町口に出て鎌倉材木座に出て海岸をジョグっていました。

大町口の「長勝寺」に立ち寄ると、参道の先の帝釈殿の前には、辻説法姿の日蓮上人が迫力ある姿で立ち、その背後に狛犬ならぬ勇壮な四天王(大毘沙門天・大持国天・大広目天・大増長天)が悪を抑えて帝釈殿の聖人を護っていました。










本堂の帝釈殿には帝釈天が祀られていますが、日蓮上人がこの地で松葉が谷法難で白い猿に助けられたことから、その霊場となっているようです。


「長勝寺」から寺町通りを経て浄土宗の大本山の「光明寺」へ向かいます。
「光明寺」では、広い境内に関東総本山に相応しい総門や山門、本堂など格式高い雰囲気が漂っていました
総門には、素晴らしい彫刻や菊と七五の桐の御紋が飾られています。




総門の先には鎌倉一の大きな山門が聳えるように立ち、和風と中国風の二層建築の圧倒される造景が見られます。


本堂も入母屋造りで青銅色の屋根など国の重要文化財に指定された姿で、堂内には本尊の「阿弥陀三尊像」が安置されています。




本堂の右手には、綱引地蔵尊と延命地蔵尊が祀られています。


鐘楼には鎌倉一の大きな梵鐘が吊るされており、現在も朝夕に鳴らされているようです


光明寺から材木座海岸に出て由比ヶ浜海岸、稲村ケ崎へ向かって穏やかな海岸を眺めながらジョグっていました。
材木座海岸では、遠くに逗子マリーナや日本最古の築港の和賀江島が望めます


由比ヶ浜も夏の海水浴場の賑わいとは異なる静かな砂浜が拡がっています




由比ヶ浜を過ぎて海浜公園では、雄大な碧い海の向こうに逗子海岸を望み、護岸のテトラポットが並ぶ光景も素晴らしい湘南の光景でした。






稲村ケ崎に着くと関東有数の富士見ポイントとなっており、相模湾と江ノ島とコラボした富士山の絶景が見られました。




逗子開成中学の遭難慰霊碑からも「真白き富士の根」に唄われた素晴らしい光景です。


新田義貞の鎌倉幕府攻めの時に黄金の太刀を海に投じて汐をひかせたという故事でも名高い古戦場でその記念碑も立っています。
新田義貞は、我が故郷の藤島で討死したゆかりの武士で、思いを抱きながらひと時を過していました


稲村ケ崎の岩場では、この日は波も無く奇岩が連なる光景が見られました。








五月晴れの鎌倉の富士見スポットを巡る歴史散歩でした

コメント (2)
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