湘南有数の絶景ポイントの鎌倉衣張山をハイキングしてきました。
鎌倉駅から鎌倉街道の岐れ道を経て大御堂橋から滑川沿いの田楽辻子通りの道標のある角から住宅街を抜けて鬱蒼とした杉林の森の「平成巡礼道」に入ります。
「平成巡礼道」は、観音霊場めぐりで坂東三十三ヶ所の第一番札所の杉本寺と第二番札所の岩殿寺までの巡礼の道だったようで深い森の中の階段の山道となっています。
山道の途中には、大岩の下に可愛い夫婦地蔵様が見られます。
登山口から10分で衣張山山頂(121m)に到着。
山頂からは、材木座・由比ヶ浜や鎌倉市街と雄大な富士山が望める絶景でした。
「衣張山」は、源頼朝が夏の暑い日に、この山を白い絹で覆わせて北条政子と共に雪見を楽しんだことから付けられたと伝えられており、同じ心境で富士見していました。
山頂の広場には、五輪塔や地蔵尊も置かれており、巡礼の小道を実感します。
山頂から「子ども自然ふれあいの森」の中にある「パノラマ台」へ向かう途中には、鯉のぼりが飾られた可愛い地蔵さまが鎮座し迎えてくれました
近くからは「関東の富士見百景」に選ばれている富士の絶景が見られました
71段の急階段を上り「パノラマ台」へ向かうと、鎌倉の絶景ポイントと言われる鎌倉市街を眼下に遥か先に富士山や箱根連山、伊豆半島などの大パノラマ風景が見られ、離れがたい光景に魅せられていました
パノラマ台から尾根道を下って間もなく、かつて石切場であった「お猿畠の大切岸」に着き、約800m、高さ約3~10mの断崖の岸壁が続く壮大な遺構となっています。
大切岸は、鎌倉幕府の防衛遺構と共に建築用の石切場跡で今や観光スポットとなっています
お猿畑の名前は、鎌倉を追われた日蓮上人がこの地で三匹の白猿に助けられたことから附けられたようで、近くの法性寺の山号も「猿畠山」と名付けられています。
「大切岸」の先には、2基の珍しい形の石廟が並びますが、鎌倉時代の火葬骨を納めた石造墳墓堂だそうで貴重な文化財に指定されています。
大切岸から急階段を下った「法性寺」では、墓所の周りにも迫力ある石切跡が連なり大きなやぐらのような洞窟が出来ています。
法性寺の奥ノ院に参拝して左手の「山王権現社」への60段の石段を上ると、立派な五重塔や石祀が建てられており、絶景ポイントでした
奥の院の上り階段脇には、猿に縁のある山王権現らしく子猿を抱いた「子育て猿地蔵」の石碑が立ちインスタ映えスポットでした。
法性寺から名越切通への道に戻り、現在は閉鎖中の「まんだら堂やぐら群」に立ち寄ってみました。
入口の門から眺めたまんだら堂のやぐら群ですが、堂跡には大小150穴以上のやぐらが見られます。
切通路に入ると、鎌倉七口の一つの「名越切通」があり、鎌倉幕府の防衛遺構としての要所で、3つの切通しが残されています。
鎌倉側から見た第一切通しです
逗子側から見た切通しです。
折り返して鎌倉へと狭隘な道を下る切通路の第二切通し、第三切通しです
大きなシダが茂るシダ路を下り大町へ出て光明寺などの寺町を巡り鎌倉海岸から稲村ケ崎へとジョグってきました【続く】
鎌倉駅から鎌倉街道の岐れ道を経て大御堂橋から滑川沿いの田楽辻子通りの道標のある角から住宅街を抜けて鬱蒼とした杉林の森の「平成巡礼道」に入ります。
「平成巡礼道」は、観音霊場めぐりで坂東三十三ヶ所の第一番札所の杉本寺と第二番札所の岩殿寺までの巡礼の道だったようで深い森の中の階段の山道となっています。
山道の途中には、大岩の下に可愛い夫婦地蔵様が見られます。
登山口から10分で衣張山山頂(121m)に到着。
山頂からは、材木座・由比ヶ浜や鎌倉市街と雄大な富士山が望める絶景でした。
「衣張山」は、源頼朝が夏の暑い日に、この山を白い絹で覆わせて北条政子と共に雪見を楽しんだことから付けられたと伝えられており、同じ心境で富士見していました。
山頂の広場には、五輪塔や地蔵尊も置かれており、巡礼の小道を実感します。
山頂から「子ども自然ふれあいの森」の中にある「パノラマ台」へ向かう途中には、鯉のぼりが飾られた可愛い地蔵さまが鎮座し迎えてくれました
近くからは「関東の富士見百景」に選ばれている富士の絶景が見られました
71段の急階段を上り「パノラマ台」へ向かうと、鎌倉の絶景ポイントと言われる鎌倉市街を眼下に遥か先に富士山や箱根連山、伊豆半島などの大パノラマ風景が見られ、離れがたい光景に魅せられていました
パノラマ台から尾根道を下って間もなく、かつて石切場であった「お猿畠の大切岸」に着き、約800m、高さ約3~10mの断崖の岸壁が続く壮大な遺構となっています。
大切岸は、鎌倉幕府の防衛遺構と共に建築用の石切場跡で今や観光スポットとなっています
お猿畑の名前は、鎌倉を追われた日蓮上人がこの地で三匹の白猿に助けられたことから附けられたようで、近くの法性寺の山号も「猿畠山」と名付けられています。
「大切岸」の先には、2基の珍しい形の石廟が並びますが、鎌倉時代の火葬骨を納めた石造墳墓堂だそうで貴重な文化財に指定されています。
大切岸から急階段を下った「法性寺」では、墓所の周りにも迫力ある石切跡が連なり大きなやぐらのような洞窟が出来ています。
法性寺の奥ノ院に参拝して左手の「山王権現社」への60段の石段を上ると、立派な五重塔や石祀が建てられており、絶景ポイントでした
奥の院の上り階段脇には、猿に縁のある山王権現らしく子猿を抱いた「子育て猿地蔵」の石碑が立ちインスタ映えスポットでした。
法性寺から名越切通への道に戻り、現在は閉鎖中の「まんだら堂やぐら群」に立ち寄ってみました。
入口の門から眺めたまんだら堂のやぐら群ですが、堂跡には大小150穴以上のやぐらが見られます。
切通路に入ると、鎌倉七口の一つの「名越切通」があり、鎌倉幕府の防衛遺構としての要所で、3つの切通しが残されています。
鎌倉側から見た第一切通しです
逗子側から見た切通しです。
折り返して鎌倉へと狭隘な道を下る切通路の第二切通し、第三切通しです
大きなシダが茂るシダ路を下り大町へ出て光明寺などの寺町を巡り鎌倉海岸から稲村ケ崎へとジョグってきました【続く】