MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

終戦記念日・昭和館見学

2019年08月17日 | まち歩き
令和元年の終戦記念日を迎えて靖国神社に参拝後、昭和の戦中・戦後の想いが展示されている「昭和館」を見学してきました。

常設展示室では、「母と子の戦中・戦後」をテーマに、昭和10年から30年頃までの国民生活の実態が判る実物資料が展示されていました。

家族の別れコーナーでは、徴兵された寄せ書きの国旗や出征祝いの幟が見られ家族の熱い想いが伝わってきました。




「昭和10年頃の家庭」ブースでは、日中戦争が始まった頃の茶の間や台所の様子が展示されています。


「統制下の暮らし」ブースでは、真珠湾攻撃から戦争も拡大し、生活物資や食料不足となり、配給制度の実態や生活を支えて旋盤作業を行う主婦の姿が見られます。




「銃後の備えと空襲」ブースでは、空襲に備える様子や防空壕展示され、当時避難していた田舎で防空壕で奇跡的に助かった経験を想い出していました




空襲下の東京の様子です。


回廊の一角には、ラジオから74年前の8月15日に戦争の終結が伝えられた「玉音放送」が、生々しい昭和天皇のお声で聴かれました。



「廃墟からの出発」
ブースでは、戦後の食糧事情や生活ぶりが再現されています。




「子ども達の戦後」ブースでは、戦災で焼失した学校で青空教室の様子や懐かしい国民学校の教科書などが展示されています。



「復興に向けて」
ブースでは、豊かな生活を支える様々な家庭電化製品が増え、三種の神器と言われた憧れだった電気製品「テレビ・電気冷蔵庫・電気洗濯機」が展示されています。


「移りゆく世相」ブースでは、当時の世相を表す懐かしいポスターや雑誌が数多く並び、少年時代を想い起すひと時でした。


会場の出口では、従軍慰安婦像ではなく、「美しい笛を吹く美女」が優しい姿で見送ってくれました(笑)


戦中・戦後という激動の時代を過ごしてきた世代として、終戦の記念日という日を迎えて改めて我が国日本の復興の歴史を目のあたりにした感動の一日となりました。
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