今年も恒例の「第33回 サラリーマン川柳2020・入選作100点」が第一生命保険発表されました。
今回は、約5万3千点の応募作品から、優秀作品100句が選ばれました。
今年も時代の世相や流行をコミカルに詠まれ、職場や家庭における悲喜の作品と不安定な世相や生活環境、令和を迎えた背景を題材にし、思わず吹き出したくなるような名句が見られます。
サラリーマン川柳と言えば、「新語・流行語」を取り入れた作品も多く最近の時事ネタのキーワード「令和」、「ワンチーム」、「タピる」、「・・ペイ」などを詠みこんで「五・七・五」の17文字に託して表現する技は、時代を映す鏡のように思われます。
多くの作品から好みから投票したい作品を選んでみました。
【流行語・話題編】
★ラグビーで 一家団らん ワンチーム・・・・
★平成に ついていけずに 令和来る・・・・
★パプリカを 食べない我が子が 踊ってる・・・・
【職場編】
☆「令和初!」 通常業務も プレミア感・・・・
☆役に立つ 昔は上司 いまスマホ・・・・
☆二次会を 断るつもりが 誘われず・・・・
【家庭編】
★ジジババも 子育て参加 ワンチーム・・・・
★健康は アプリとサプリで 管理する・・・・
★出会いの場 昔合コン 今パソコン・・・・
日常の生活の中で見かけたり経験する光景を、実にバラエテイーに富んで詠まれており、喜怒哀楽や温もりも感じられ何度詠んでもとても心地よく、思わず吹き出したりで川柳の世界に吸い込まれています。
川柳ファンとして我が人生を詠んでみました(笑)
〇オレオレと 妻にTELして サギ扱い
〇AIの ひばりに泣いて 演歌な日
〇同窓会 美人に見惚れ 君の名は?
〇美ジョガーに ついていけない 焦り勝ち
〇マイナンバー 暗証番号 何だっけ?
サラリーマンのみならず世界の悲喜劇を見せられて、現代の情勢や時事問題に思いを馳せて言葉遊びの妙味を感じ、サラ川の奥深さに感銘を受けていましたね~