子供の日を迎えて白旗神社で開催される恒例の「牛若まつり」は、残念ながら新コロナ感染予防のため中止となりましたが、この時期満開となる「義経藤」と「弁慶藤」を見てきました。
五条の橋ではありませんが、「御典橋」には、鯉のぼりが泳ぎ子供の日を祝っています。
大鳥居の脇には、義経公に仕える武蔵坊弁慶の勇壮な銅像が新しく設置され子供たちの人気スポットとなっています。
懐かしい京の五条の橋や長い薙刀を振り上げて牛若を見上げる姿に見惚れていました。
義経藤は、白い房を延ばして純白の美しさを誇っています。
弁慶藤も約60cmに延びて義経藤に負けない姿を誇っています。
境内の参道脇には、市の重要文化財に指定されている、江の島弁財天道標や20数基庚申塔群が並び藤沢宿の名所となっています。
手水舎では、龍の木鼻や天井画が見られ、手水社とは思えない立派な様式となっています。
白旗神社の近くの常光寺の裏にある弁慶塚へ向かいます。
弁慶を祀る八王子社跡があったとされる高台には、弁慶塚や多くの石塔が残されています。
弁慶塚の前には、古木のタブノキが立ち、幹には大きな穴が出来ていますが、今も大きく天に向かって大枝を延ばしてタブノキの強い生命力を感じます。
タブノキの傍に、小さな弁慶塚と庚申尊の石碑が立っていますが、やや寂しい光景でした。
藤の季節本番で、市の花「藤」の優雅な姿に感動しながら、次の藤スポットへ向かいます【続く】