小田原石垣山の一夜城を散策の後、早川口を経て小田原城址公園を散策してきました。
瓜生坂の急坂を上り丘の上からは、八幡山の上に立つ雄大な小田原城を望めました。
二宮尊徳翁を祀る「報徳二宮神社」に参拝しましたが、新コロナ感染でこれまで経験したことのない苦難の時代を迎えたこの時代に、救って欲しいとお願いしていました。
境内は、新緑に萌えています。
季節の花「御感の藤」は、既に殆ど散っていましたが、樹齢180年を超える見事な姿に感動を覚えていました。
南曲輪のハスの池には、蓮の葉が大きく生える中で、サギたちが初夏の雰囲気を楽しんでいました。
北条五代まつりでは、城内で一番賑わう御茶壺曲輪には人影も無く素晴らしい銅門が見られ、画になる光景です。
馬屋曲輪から望む住吉橋
内冠木門との二重門の馬出門ですが、北条五代まつりでは、武士達の大行列が進行する人気の名所です
二重隅櫓の櫓台の石垣
石垣による堅固な桝形門
門の中には、大きな木材の梁も見られます
銅門の内側
本丸の正門である常盤木門の石垣も堅固に積まれています。
本丸に入ると、この日は人影も少なく天守閣も閉館されて静かな雰囲気でしたが、青空に聳える巨松とコラボした絶景が望めます。
御用米曲輪の史跡には、多くの樹木が植栽されて「史跡と緑の共生」が復元されています。
久し振りに静かな小田原の石垣山や小田原城址公園を巡り、難攻不落の小田原城と言われる小田原城の歴史を学ぶお散歩でした。