江戸東京のシンボルである日本橋は、日本の道路の起点となっていますが、日本橋を覆うように走る首都高速道は、前回の東京五輪が開催された時に出来ましたが、首都高も地下化されることが決定しており、地下化が完成すると見られなくなる光景です。
高速道の間にもシンボルの照明塔が見られますが、首都高の起点でしょうか?
橋の欄干にも、シンボルの青銅製のキリン像が異様な姿で光り輝いています。
日本橋を渡り三越百貨店へ向かうと、エントランスには狛犬ではなくライオンさんがマスクを外してお客様を迎えていますが、鼻や手足は撫でられて光輝いていますね
店内の中央ホールには、創建60年を迎えたシンボルの天女像が天から美しい姿で舞い降りる豪華絢爛な装飾で魅せられていました。
天女像の背面にも、様々な美鳥が舞い飛ぶ造形が見られ感動のひと時でした。
三越の裏には、日本銀行本店の本館が立ち、素晴らしいネオバロック様式の威厳を感じる建築美が見られます。
日本橋川に架かる一石橋では、巨大な親柱の脇に「迷子しらせ石標」が見られ、江戸時代の日本橋界隈は町人で賑わっていたようですね。
東日本大震災で倒壊した日本最古の石橋の常盤橋の復元工事は、現在も続けられていましたが、新常盤橋も首都高の下に原型を残した姿が見られます。
常盤橋門跡の常盤橋公園では、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一像が立ち日本銀行本店を眺めていますが、コロナ禍で日本経済の行方を案じているのでしょうか?
サンケイビルの前には、巨大なトロイの木馬のような赤いオブジェが見られますが、コロナウイルスとの戦いを思い浮かべていました
江戸東京の歴史の一端を覗き見たブラ散歩でした。