現代書道の会「欅会書展」が有楽町で開催され、知人など39人の書家の素晴らしい約120点の作品を鑑賞してきました。
会場のメインコーナーには、代表の理事の方々の大作が観られ、特殊な台紙の上に墨の飛び跳ねる躍動感溢れる作品に魅了されていました。
「生命の大河ながれてやまず、一切の矛盾と逆と無駄と悪とを・・・・・~」の詩文を濃墨が流れているような大作に魅せられていました。
「人生は途中経過 人生というのはわずかな間ですが、その間に山あり・・・・」墨が飛び跳ねる書体と詩文の意味に心打たれていました。
「犬も馬も夢をみるらしい 動物たちの恐ろしい夢の中に人間がいませんように~・・・」の流れる書体や詩文の意味する夢を見せられる知人の作品です。
漢字の篆書・隷書の書体で書かれた独特の古展臨書の作品も感動を呼ぶ大作でしたね~
コーナー展では、薄墨のかな書体や濃墨の筆の流れの素晴らしい現代書の大作も見られます。
折帖や巻子の特別作品も見られ、個性あふれる作品も多く見られました。
インテリア展コーナーでも、インテリアとして部屋に飾りたい作者の意図を感じる拘りの作品が観られました。
日本語の文字を墨と筆で描かれた個性豊かな形で表現する現代アート作品に魅せられ、作者との交流を楽しめるひと時でした。
会場を後にしてみゆき通りに出ると、伝統校の泰明小学校があり、フランスの貴族館で使用されていた門扉が見られ伝統校の風格を感じる光景が見られます。
数寄屋橋公園では、「太陽の塔」に似た岡本太郎作の「若い時計台」が立ち、独特の存在感を放っています。
数寄屋橋公園は、「君の名は」で知られた真知子と春樹とのデートスポットで有名ですが、今も「数寄屋橋 此処に ありき」と記された石碑が置かれており、現代では余り知られていないように思われますね(笑)
久し振りに書道展を観て現代アートの魅力を感じていました。