MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

真鶴貴船まつり

2022年07月29日 | 祭り

真鶴半島を巡った後、三年振りに開催された貴船神社の例大祭の「貴船まつり」を観てきました。

今年の貴船まつりは、神輿の階段降りや海上渡御が中止となっていましたが、鹿島踊りや華やかな飾り付けが行われた小早船の展示のみでしたが、日本三大船まつりの豪華な景観を観ることが出来ました。

 

祭で見応えある神輿の階段下りは、今年は行われませんでしたが、清めの階段と言われる108段の階段の両側に23基づつの立派な石灯籠が並ぶ素晴らしい光景が見られます。

階段中断の海神を祀る「龍神社」の前では、公開の安全と大漁、所願成就の「鹿島踊り」が行われ、浴衣姿の伝統の姿に心打たれるひと時でした。

境内の一角には、石橋山の戦いで敗走した源頼朝が身を隠していた「しとどの巌」付近にあった巨岩の「頼朝の腰掛石」移設されています。

漁港の山側の岩壁には、石橋山の合戦で平家に敗れた源頼朝が逃げ込んでいた「しとどの窟」と「鵐(しとど)窟観音」が祀られています。

残念ながら神輿の海上渡御は中止となりましたが、東西の陸上に祭りのシンボルである「小早船」には、極彩色の彫刻や花飾りが飾られ豪華絢爛の姿で設置されています。
東西の華を競う「貴宮丸」と「東明丸」の2隻の小早船の舳先には、陣笠、袴姿に脇差をさし、監視の役割をする祭りの大御所である「舳乗り」が座る景観となっているようです。

小早船の飾りは、令和の大改修が行われて初のお披露目となっていました。

花形の色とりどりに装飾された豪華な花飾りの東西の小早船は2隻とも陸揚げされたままでしたが、見応えある景観が復元されていました。

東側の「東明丸」も、華やかな万燈型の飾りや提灯が飾られて華やかさを競っているようです。

真鶴港から長い坂道をへて真鶴駅へ向かう途中には、ユニークな石堀の像が見られ、石の町真鶴の文化を感じされました。

暑い一日でしたが、自然公園の景観や貴船まつりの伝統文化を楽しんだぶら散歩でした。

コメント (2)
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