江ノ島電鉄(江ノ電)が開業120年を迎えて江ノ電沿いの名所を巡ってきました。
江ノ島駅では、江ノ島の玄関口として古くから多くの江の島詣の観光客の姿が見られ、駅舎も歴史観ある姿でフォトスポットとなっています。
駅前の車止めには、可愛い小鳥たちが毛糸の服を着てお迎えしていますが、暑いので気を付けましょうねと呼び掛けていました。
江ノ島駅では、120周年記念のロゴマークを付けた車両が見られます。
龍口寺の交差点の前には、「江ノ電もなか」の菓子店がありますが、店先に江ノ電の車両の前面部が埋め込まれており、車両の中ではお菓子が造られて人気店となっていました。
腰越駅では、青色の10型車両が見られました。
腰越駅近くの満福寺は、源義経が兄源頼朝との和解のために鎌倉入りする前に宿所として、「腰越状」を書いたところとして義経ゆかりのお寺で鎌倉の名所の一つとなっています。
境内には、「腰越状」を書くための弁慶ゆかりの弁慶の手玉石や腰掛石、色々な記念碑が残されていました。
拝殿前には、弁慶が書状を書いて義経が筆使いを確認しているような石像が設置されています。
境内には、多くの水子地蔵や道祖神、庚申塔も見られます。
拝殿の木陰で静かに居眠りしているような可愛い地蔵様
「義経公手洗いの井戸」
墓所へ通じる隧道の壁には、天女像や阿弥陀如来像や不動明王像、大日如来像、千手観音菩薩像、虚空菩薩像などが描かれています。
満福寺から134号線に出て鎌倉高校前駅の踏切では、スラムダンクなどのアニメで有名になったフォトスポットとなっており、この日も多くのカメラマンで撮り合っていました。
秋本番もまもなくですが、湘南の秋の風景を楽しんでいました。