藤澤浮世絵館の新しい「北斎と門弟たちの藤澤・江の島」浮世絵展が始まり、見学してきました。
今回は、「東海道五十三次コーナー」・「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画展示コーナー」の4コーナーで、61点の名作が展示されていました。
東海道五十三次コーナーでは、葛飾北斎の「北斎の藤澤と東海道」の作品12点、程ヶ谷から戸塚、藤澤への東海道宿場の旅人の姿や宿場で暮らす待ち人の様子を描いた展示されていました。
藤沢宿コーナーでは、「北斎漫画と門弟たちの版本 北斎の親友の馬琴の版本」の北斎や親友が挿絵を描いた墨摺の漫画の版本など10点が展示されていました。
江の島コーナーでは、七福神をそれぞれ女性に見立てた「江戸の七福神」シリーズの歌川広重や歌川国芳などの作品13点が展示されていました。
企画展示コーナーでは、「北斎と門弟たちの藤澤・江の島(浮世絵と摺物)」湘南の海岸の七里ヶ浜や江の島、富士山を描いた北斎や魚屋北渓などの浮世絵と摺物の作品25点が展示されていました。
「おまけコーナー」では、北斎の名作の富岳三十六景の神奈川沖浪と相州江の島、梅沢海岸の光景を描いた作品が展示されていました。
葛飾北斎や門弟たちが描いた湘南の宿場や江戸時代の旅人など、現代風景画とは異なる浮世絵の画法や人物画など浮世絵の名作に感動していました。