MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

名越切通トレッキング

2024年01月28日 | 山行・ハイキング

衣張山ハイキングコースの景観を堪能した後、子供自然ふれあいの森から逗子ハイランドタウンの名越坂を経て、法性寺から名越切通、まんだら堂の切通道をh経て鎌倉長勝寺へトレッキングしてきました。

名越切通へ向かう途中の法性寺は、通称お猿畠と呼ばれているそうで、山門の扁額には、2頭の白猿が「猿畠山」と書かれた扁額を抱えており、日蓮聖人が幕府の役人に襲撃された「松葉ケ谷法難」で白猿が現れて洞窟に案内して日蓮聖人を助けたと伝わる名寺となっているようです。

長い舗装された坂道の参道と110段の急階段を上って奥之院へと向かいます。

階段を上りきった先には、奥之院と山王大権現が鎮座し、山王権現には、小さな石祠と五重塔が設置されていますが、見晴台となっています。

境内の裏手の墓地の先には「大切岸」が望め、鎌倉時代の防衛遺構とも言われていますが、鎌倉石の石切場の跡だったようで断崖の光景が残されています。

法性寺から急坂を上って山道の先の切通道には、大小3か所の細い掘割の人口崖の切通があり、約500mに亘ってクランク状に作られており、鎌倉七口の中で最も険しい切通となっています。

切通道の逗子側の第一切通は、崖の高さ約10mで幅も1mの狭い道で圧巻の姿が保存されていて、切通しは、両側から大きな岩が張りだしており、人がやっと通れるほどの約1mの狭い切通しで岩の上にも上れる構造となっています。

東側からの姿

第1切通しで折り返して、第2切通しを通り「まんだら堂やぐら群」へ向かいます。

「まんだら堂やぐら群」は、普段は公開されていませんが、4月末~5月初めの休日限定で公開されるようですが、入口から約150基の横穴のやぐらが見られます。

やぐら群は、13世紀から16世紀頃まで使われた武家や僧侶の納骨・供養の遺構だそうで、鎌倉には多くのやぐらが見られますが、最大の規模となっているようです。

第3切通を抜けて巨岩が並ぶ下り坂やシダの葉が茂るシダの道を下り鎌倉大町の長勝寺へと向かいます。

鎌倉大町の長勝寺では、帝釈天を祀る本堂前には、日蓮上人像が立ち、聖人の周りには四天王(大持国天、大増長天、大広目天、大多聞天)が邪鬼を足で押さえつけて聖人を護留守る姿が見られます。

 

本堂の横の「本師堂(八角円堂)」には、タイ国から贈られた金色釈迦尊像が祀られています。

本堂前の「六角堂」には、永遠・永久という意味の「久遠」と書かれた扁額が掲げられています。

久しぶりに衣張山の巡礼の道や名越切通道の鎌倉時代の歴史を学びながらのトレイルを楽しんでいました。

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