この秋一番の寒さとなったこの日の湘南地方は、朝から雲ひとつ無い典型的な冬型の空模様となっていた。
文化の日は、晴れの特異日と言われているが、実績データでも関東地区では必ずと言っていいほど晴れが多い。
テレビでも、富士山の姿が映し出されて、駆り出されるように海岸へと走り出していた。
マイコースから辻堂海岸へ着いてみると、この日の湘南海岸からの眺めは、木枯らし一番の影響もあり、
冬型気圧配置特有の澄み切った快晴で、富士山の素晴らしい姿に、烏帽子岩や伊豆半島、伊豆大島まで展望できた。
サイクリングロードには、来週の『湘南国際マラソン』を控えて、最終調整中のランナーが多勢行き交い、
一方、海岸の光景を見ようと家族連れのサイクリストが多く見られ、ここでもキッズ用バイクをカッコよく乗りこなしていた。
海では、今日もサーファーにとっては、最高の波だったようで、多くのサーファーが波乗りを楽しんでいたが、
海から上がってきたサーファーにコンデイションを聞いたところ、波は良いが北風が強く気温が低くて寒いのだそうだ。
秋の陽がまぶしく照らす海では遠くに快走するヨットも見られ、蒼い海原に映える光景は滅多に見られない絶景であった。
約1時間ロードを走って引き返し、秋深まったけやき通りでは、いつの間にかケヤキもすっかり色づき晩秋のようである。
落葉拾いをしながらクールダウンしていると、足元にどんぐりコロコロ転がってきて、お池にはまらないようにと、
集めてみると意外と可愛い姿だったので 秋の画集に加えてみたいと持ち帰ってみた。
「静かな静かな 里の秋」の情景を想いながら、晩秋の冷たい風を実感して走りこみの日々が続く・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます