伊勢神宮の内宮を参拝の後、伊勢志摩国立公園内の朝熊岳・金剛證寺から朝熊山展望台を散策してきました。
金剛證寺は、伊勢神宮の鬼門を守る寺として、お伊勢さんの奥の院とも言われており、「お伊勢のかえりに朝熊をかけよ~朝熊かけねば片参り~」と伊勢音頭に唄われて、昔からお伊勢参りの後は、金剛證寺を必ず参詣する習わしとなっていて、日本三大虚空蔵菩薩の御本尊を祀る寺院で、参拝者も少なく秘密の寺の雰囲気が感じながら境内を巡っていました。
階段を昇った仁王門には、勇壮な姿の阿吽の仁王像が”気をつけろよ~”と呼びかけてくらました
境内の中央には、「連間池(つれまいけ)」には太鼓橋が架けられて、橋の先には雨宝童子尊を祀る「雨宝堂」の祠が鎮座し、国の重要文化財となっています。
連間池の横には、鐘は見えませんが、歴史観ある鐘楼が見られます。
持ち上げて回すと、願いが叶う石蔵の「厄除六地蔵尊(重軽地蔵尊)」
参道から石段を上り本殿へ向かいます。
本堂の前には、狛犬ではなく、丑像と虎像が参拝者を迎えています。
頭上に福の神の大黒様を乗せた「福丑」に触れば、福徳増進の御利益があるパワーの丑
慈愛と成徳の御利益ある「智恵虎」
本堂(摩尼堂)には、秘仏の「虚空蔵大菩薩」が祀られていて、福徳・威徳・智徳の三徳が授かるパワースポットとなっているようで、静かに参拝していました。
本堂前の奥の院へ通じる参道や苔が生える小径も歴史観溢れる光景が見られます。
放物館横には、子宝を授かる御利を授かる「おちんこ地蔵」や「船形地蔵菩薩」が置かれ、パワースポットとなっていました。
朝熊岳 金剛證寺に参拝した後、伊勢スカイラインを経て近くの朝熊山頂の展望台へ向かいました。
山頂広場の展望広場には自然歩道が設けられていて、360度の大パノラマが見られ、富士山は雲に隠されていましたが、伊勢湾や太平洋などが望める絶景ポイントとなって、天皇皇后陛下のお立ち所の記念碑も設置されて憩いの広場と呼ばれています。
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広場の中央には、赤岩の山のような岩山も見られ、見応えある空間が創り出されていました。
熱田神宮や伊勢神宮、金剛證寺、朝熊山など日本の歴史スポットを巡った長旅を堪能していました。
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