2年振りに高校の同期会が、関西の奥座敷と言われる琵琶湖西岸の雄琴温泉で開催され、全国から同期の旧友40名の元気印が集まり、時を忘れて互いの近況や夢を語り合った。
一昨年、ふるさと福井で約100名の仲間が集まり、互いの活躍ぶりを語り合っていたが、今回は関西地区の開催とあって、ふるさと在住の仲間の参加少なかったのは、少々寂しさを感じたが、比叡山や京都観光の楽しみもあり、参加者の燃える情熱と逞しき意気を共有して第二の青春を送るべく元気を分ち合う機会となった。
翌日も快晴となりホテルの窓から眺める琵琶湖の湖面の光は、実に美しく輝き この日の比叡山、京都観光を歓迎してくれていたようだ。
比叡山には、以前からぜひ訪れてみたいと念願していたが、今回は幹事の肝いりで雄琴温泉から貸し切りバスで、紅葉真っ盛りの日吉大社~比叡山延暦寺~京都永観堂を巡る一日観光を楽しむことが出来ました。
最初に関西屈指の紅葉の名所と言われる比叡山の麓の「日吉大社」を訪れたが、朝から多くの参拝客の姿も見られる中、西受付から境内に入り、大宮川に架かる重文の大宮橋・走井橋を渡ると、神仏習合の信仰を表している珍しい形の「合掌鳥居」に迎えられたが、辺りはもみじなどの紅葉が真っ盛りで、鮮やかな色彩で彩られていた。
境内には、約3000本のモミジが彩りを競っているそうで、夜にはライトアップされてもみじ祭で賑わっているようだ。
順路に沿って、西本宮から宇佐宮、白山宮、神輿収蔵庫、東本宮と回っていると、余りに摂社や末社が多く、集合時間に遅れそうになり、ゆっくり参拝する間もなかった。
中でも両本宮の本殿は、国宝となっておりその造りや美しさは、格別のものがあり、整備された境内の緑や紅葉と静寂さに心が癒される心地よさを感じていた。
また、神輿収蔵庫には、桃山時代からの神輿が保存されていたり、東本宮には山王祭に担がれるという艶やかな彫りなどの装飾された素晴らしい神輿も陳列されています。
時間に追われてバスに戻り、次の目的地である延暦寺へと比叡山ドライブラインを経て、琵琶湖を眺めながらドライブを楽しみながら、一路世界遺産である延暦寺へ・・・・
延暦寺東塔に着きその中核である『根本中堂』へと向うと、境内は紅葉も真っ盛りで秋の陽を浴びて鮮やかに輝き最高であった。伝教大師・最澄が開祖して以来 約1200年の時を刻んで、法然、親鸞、道元、日蓮など多くの名僧たちを輩出した修行の場として厳粛な雰囲気に満ちていた。
御堂の中に入り参拝したが、御堂の中は参拝客で一杯で、約10分間の説明を聞いてから、真っ暗で微かに見える「御本尊薬師如来」や、今も開祖以来絶やされることなく燃えつづけている、「不滅の法灯」がゆらめいており、厳かで神秘的な雰囲気が漂っていました。
中堂からようやく外へ出ると、御堂前には伝教大師像が建てられており、多くの参拝客も立ち止まり参拝している光景が見られました。
何故か中堂から長い階段を上ると、牛の座像が鎮座していて、またお出でモ~と見送ってくれました。
[明日に続く]
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