MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

多摩よこやまの道ハイキング

2021年04月05日 | 山行・ハイキング

多摩の花見スポットの奈良原公園で花見散歩の後、多摩の「よこやまの道」を散策してきました。

多摩の幹線道路を越えて東京国際カントリー倶楽部沿いのよこやまの道に入り、東順路を進み瓜生黒川往還を経て黒川駅へ向かいます。

ゴルフ場の先の住宅街から町田方面を望める丘の上の小径にを進み、CANON運動グランドの前には、奥州古道と石仏群が見られます。

古道からアップダウンの桜咲く小径を進み、「一本杉公園」に到着。公園内には、樹齢400年、高さ16m、枝張り約11mの巨木のスタジイの木が山のように聳えており、多摩市の天然記念物に指定されています。

シンボルの一本杉は、コンクリート製の杉の木のモニュメントとなっていました(笑)

園内には、2軒の古民家が開放されています。

古民家の庭には、珍しいコーチンやレグホンなどの愛玩の鶏が大きな声を発して、人気を呼んでいます。

公園内の池の周りには桜の木も見られ、新緑と共に長閑な癒しスポットとなっています。

公園の東門を出ると、恵泉女学院大学前には、桜通りとなっています。

桜道の先のお寺の角を上り霊園周りの稜線の緑道を上り下りして、現在の鎌倉街道の谷が見られます。この谷は、過っては南北に延びた谷で、戦乱の時代には源頼朝や新田義貞の軍団が通り過ぎた谷だったようです。

鎌倉街道を渡り、さらに長い激坂を上り古道五差路跡を通過し、国士館大学のグランドの稜線には、万葉集の歌が書かれた「よこやまの道」の記念石碑が設置されています。

鎌倉幕府滅亡の戦いで幕府軍が潜んでいたと伝えられる「分倍河原合戦と県境の尾根」です。

稜線の小径を経てその先には、「防人・見返りの峠」があり、多摩市街地や富士山、秩父連山が望める展望広場となっていますが、黄砂のため富士山や秩父連山は隠されていました

この峠で古代の国防警備のため、東国から南の国に向かう防人が故郷を見返りながらお休みしていたのでしょうか?

広場の周辺には、葉の柄や独特の菱形模様の幹の珍しいヤマナラシの木が見られます。

防人見返り峠から、瓜生黒川往還を経て緑濃い山道を進み、里山に降りて黒川駅へ向かいます。

梨の花が満開となった里山の光景が続きます。

古代から江戸時代に亘って政治、軍事、社寺詣の道として利用された歴史とロマンを感じながらの八王子の大栗川桜道からよこやまの道の約16キロのロングウオークでした。


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2 コメント

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Unknown (カズとヨシコの…カズ)
2021-04-05 09:47:01
お元気ですね〜
16kmですか〜!
私には無理です!明日が怖い!
すごいすごい!
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Unknown (korman)
2021-04-05 11:48:21
カズさん こんにちはー
よこやまの道は、多摩丘陵の小道で約10キロですが、八王子の桜並木等春の陽気となり、休みながらのお散歩でしたので楽しめましたね。マラソンシーズンを迎えていますが今年も大会の開催は先が見えず、気分も落ち込んでいますが、楽しめましたねは
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