藤沢の三大谷戸の「川名清水谷戸」へ初めて訪れてきました。
藤沢市内には、これまでも何度か訪ねている市の北部地区の「遠藤笹窪谷戸」や「石川丸山谷戸」もありますが、東部地区の川名緑地の中にある「川名清水谷戸」は、広大な流域に水田や沼地が残されて、自然保全地区になっていました。
川名の入口の民家の奥には、川名地区の鎮守である「川名御霊神社」が鎮座しており、案内によると早良親王と鎌倉権五郎景政を祀っているそうで、石段の上にひっそりとした佇まいでした。
その先へ進むと 神光寺がありますが、参拝してみると本堂の裏には、大きなやぐらや岩屋には石仏が並び、いつの時代のものでしょうか?
由緒ある珍しい石仏群でしたね。
神光寺からさらに進むと、川名清水谷戸への入口に到着し、広い畑の中に細い小道が谷戸奥へと導いてくれました。
笹竹が茂る道の先には池があり、釣り人の姿もありましたが、何が棲んでいるのでしょうか?
生い茂る笹竹をくぐりながら奥へ進むと、池端に出ますが、その先は行き止まりでした。
入口に戻って谷戸の右側には、水田や畑が拡がり岩肌には大きなやぐらが見られましたが、その謂れは判りませんでした。川名緑地の歴史を覗えるものですね。
やぐらのさらに奥には小さな沼や雑木林が拡がっており、野鳥のさえずりがあちこちから聞こえていました。
川名緑地の一角に連なる新林公園へ回ると、家族連れで賑わっており、湿地帯の木道で水遊びを楽しむ光景も見られますね。
その奥には、川名大池があり、カワセミも姿を見せる野鳥観察エリアも設置されていますね。
さらに、大池の脇から山道へと入り冒険広場へと行ってみたが、この日は人影も無く散策路の周回コースを行くのを諦めて引き返していた。
公園の入口に戻ると広場には、梅に変わってソメイヨシノが咲き始めたばかりでしたが、緑豊かな新緑の季節が楽しみです。
緑豊かな自然環境が保全されている貴重な川名緑地を堪能していたが、再度緑の季節に訪れてみたいですね。
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