MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

東京黄葉巡り~靖国神社・神宮外苑

2016年11月22日 | まち歩き
神楽坂から外濠公園を経て靖国神社へ向かい参道に入ると、盛りにはやや早かったようですが、約250mに亘るイチョウ並木は色合いも樹形も美しく輝きを増していました。

二の鳥居をくぐり大きな菊の御紋が輝く神門の先には標準木のサクラの木も美しく紅葉し、多くの参拝客で賑わっていました。



参拝を終えて参道に戻ると、黄金色一色ではなく木々により橙色に色濃く染まった木や黄色と薄緑のフラジュエーションのマダラ模様の木もあり、石灯籠と共に靖国神社らしき神々しい色合いも立派でした。

月末には、ライトアップも行われるそうで黄金色に染まった光景は見応えあることでしょう。


靖国神社から都心最大のイチョウ並木の神宮外苑へ向かうと、146本のイチョウが見頃となっており、黄金の並木道となっていました。

今年は、先日の絵画館前の火災事故のため「イチョウ祭り」は、急遽中止となっていましたが、銀杏トンネルは行き交う家族連れなどの観客で大混雑でした





噴水広場から青山方面を望んだイチョウ並木ですが、独特の円錐形に整えられた樹形は目を見張りますね~

広場の先の森の中には、かつて陸軍の青山練兵場があった跡で明治天皇が憲法発布観兵式や日露戦役凱旋観兵式が行われた際に御座所設けられた「御観兵榎」が保存されていました。

森の中広場では、枯葉が山となって積もっていますが、都会に住む子ども達には絶好のプレイスポットとなっていたようで、枯葉を集めて被り合いを楽しんでいました。

外苑周辺の周回道のイチョウ並木も静かな散策路を歩き聖徳記念絵画館へ

絵画館は、明治天皇ゆかりの建築で中央にドームがあり、花崗岩を張り巡らした重厚な西洋式を取り入れた外観は実に荘厳ですね。

絵画館の裏手には、明治天皇の御大喪が行われましたとき、この場所に御轜車が安置された葬場殿があったところだそうで、石段に囲まれた中央にはクスノキの大木が立っています。

絵画館の前には、日露戦争の後日露講和条約で樺太国境を定めた記念の標石が立ち、菊の紋章や露国の鷲の紋章が刻んであります。

絵画館からイチョウ並木を振り返ると、国旗掲揚台に一対の麒麟の像が飛び上がっていますが、明治時代を象徴しているでしょうか?

小春日和の黄葉散歩でしたが、東京の木「イチョウ」は都のシンボルのようですが、都政の混乱はいつまで続くのでしょうか

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2 コメント

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Unknown (イケリン)
2016-11-22 13:39:54
この銀杏並木は素晴らしいですね。
こんなにも素晴らしい銀杏並木は初めて目にしました。
濃淡いろんな色が混ざり合ってなんとも言えない美しさです。
円錐形の樹も手がかかっていますね。
こんな形に整えるのは大変でしょうに・・・。
本当に素晴らしいものを見せていただきました。ありがとうございました。

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Re:銀杏並木 (korman)
2016-11-22 20:21:23
イケリンさん  今晩は
都心で代表的な銀杏並木ですが、この円錐形の樹形は4年に一度 剪定されているそうで、さらに絵画の遠近法により、青山通りより噴水広場に向けて地盤が1m低くしてあるそうです。実長より長く見えるようにデザインされていますが、手が込んだ工夫がされているのですよ。
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