8月に入り初めての日曜日、異常気象のせいだろうか、朝から今一つすっきりしない天候でしたが、久しぶりにサイクリングのメッカである湘南の海を眺めながらのポタリングと決め込んで、三浦半島へと出かけてきました。
朝早かったが、鵠沼海岸にはサーファーや海水浴客の姿が見られたが、ひたすらペタルを踏んで江の島方面へと走ると、134号線にはこの日も快速サイクリストが列をなして、追い抜いていった。
さらに七里ガ浜海岸~由比ヶ浜~材木座を経て逗子海岸に入るが、朝の海岸コースには、ジョガーの姿も多く、まさしく夏の湘南海岸の風景が拡がっていました。
伊勢山トンネルを抜けて逗子海岸を望む光景も素晴らしく、潮風を切るような感覚を肌に受けて走り、まもなく134号線と分かれて24号線から葉山町へとへ入るが、真っ先に視界に飛び込んでくるのが、かの有名な「日影茶屋のラ・マーレ・ド・チャヤ」で、何度もスケッチで描いているスポットでもある。
さらに葉山新港へと進むと、「葉山マーケット朝市」が始まったところで、大勢の町の方だろうか?地場野菜や魚などに長蛇の列が出来ており、特に海鮮丼には、朝食として食べにくるのだそうだ。
葉山マリーナにも、出港を待つ豪華なヨットがイザ出陣と、準備にかかっている姿が艇庫内で見られたが、さすがに日本ヨット発祥の地と言われているだけあり、伝統と風格が感じられる雰囲気が漂っていた。
一休みして、さらに森戸海岸へと向かうと、森戸神社に参拝してから「かながわ景勝50選」になっている「森戸の夕照」に立ち、裕次郎石碑の彼方に見える裕次郎灯台や赤鳥居を眺めていると、感傷的な気分になり、葉山生まれの石原裕次郎がこよなく愛した海岸に立ちすくんでいた。
しばしの休息後、さらに相模湾の景観を楽しみながら、西海岸通りを南下して、横須賀に入り一路、今日の目的地佐島マリーナを目指し、走るが想いは同じだろうか多くのサイクリストグループとも、行き交っていた。
佐島マリーナに到着すると、こちらでも豪華な艇が並んでおり、故森繁久弥が創設されたと言われるように、天神島など相模湾を望む景観が素晴らしかった。
ここから引き返して秋谷の立石公園に到着すると、こちらの海岸も、三浦七石と呼ばれている奇岩の「立石」が海岸に聳え立ち、安藤広重の版画にも描かれている、名所となっている。
波打ち際の岩場に降りると、家族連れが波と戯れていたが、砂浜と違って変化があり、面白いのだそうだ・・・
さらに北へ進み逗子海岸の「太陽の季節の碑」から逗子海水浴場を望むと、朝と異なり色とりどりのビーチパラソルが海岸を埋め尽くして、片瀬海岸に劣らぬ賑わいを見せており、「太陽の季節」の名前通りの夏の光景だった。
石碑へ進む階段のステップには、同じ世代の仲間だろうか?石原慎太郎や裕次郎を偲んでのメッセージが刻まれており、懐かしさがこみあげていた。
さらに、134号線をひた走り、鎌倉稲村ケ崎に着いて江の島や七里が浜を望んで一休みしていると、ここでもサイクリストやジョガーが相次いで到着して、憩いを取っていた。
江の島片瀬海岸に戻って来ると、西浜ステージでは、黒人などの踊り手と共に、強烈なビートに乗って踊りまくっており、やはり、東洋のメッカと言われる我が街 湘南の片瀬海岸は、日本一の海岸だと実感した。
絶好のサイクリング日和に恵まれての海岸ポタリングでしたが、潮風が体に浸み込んでいるような匂いを感じて帰宅したが、メータでは67Kmのロング・ポタを楽しんだ。
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