MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

大庭城址公園散策

2024年01月24日 | まち歩き

今季最強の寒気予報が発令されていますが、この日は暖かさを感じる散歩日和となり、近くの花の公園の大庭城址公園をブラ散歩していました。

湘南藤沢の大庭城址公園は、春には桜の名所で市民の憩いの場所となっていますが、平安時代後半に大庭荘を本拠とした豪族大庭景親氏の居点だったところで、室町時代中頃に、大田道潅によって築城された北条氏の支配下にあった城で、その後、豊臣秀吉に滅ぼされて廃城になった名城で、現在も空堀や掘建柱建物跡の石柱などが残されており、2年前に市の指定史跡に登録されて歴史スポットとなっています。

管理事務所には、公園として整備される前は、自然の森でしたが、城址公園となる前の城址公園周辺の光景が展示されていました。

エントランスから公園に上る長い坂道には、石垣が積まれ石畳のロードとなっており、以前の風情が残されています。

園内の中央には、現在も空堀跡と土塁が残されています。

館址広場では、大庭城の館の4棟の高床建築の柱穴の配列の「掘立柱建物跡」柱穴の位置を示す石柱で表示されています

広場の大木には、突然タイワンリスが現れ飛び回っていました。

花の広場では、四季の花が咲くバラ園とも呼ばれていますが、この日はジュウガツザクラや紅梅が咲き始めていました。

春の椿の花の侘助も咲き始めていました。

花の広場では、ハクモクレンも多く蕾が膨らみ春本番の花咲く名木となっています。

休息広場では、どんぐりの実が多く散り積もって秋にはどんぐり広場となっています。

公園の東口には、35年前に市制50周年を記念し市民の足で作られた足形モニュメントが保存されています。

モニュメントの周辺でも、2匹のタイワンリスが現れ、餌を探しているようです 

大芝生広場では、春本番にはサクラに囲まれる人気のサクラ広場で、広場にはクロガネモチやシンボルツリーのメタセコイアがそびえたち、紅梅も咲き始めて、自然林の冬の光景が見られます。

ニシキギも枝にコルク質の翼がある珍しい姿が見られます。

ボケやミツマタの花も咲き始めていました。

寒気迫る冬の日ですが、地域の春の光景に期待が膨らむ自然の雰囲気を感じながらの花見散歩でした。


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