横浜赤レンガパークでの聖火リレートーチのセレモニーには参加できませんでしたが、赤レンガパークからハンマーヘッドパーク、日本大通り、横浜公園をぶら散歩してきました。
五輪マークのモニュメントの北側からは、横浜三塔物語に語られるキング塔・クイーン塔・ジャック塔が五輪マークの中に見られ、五輪の成功が保証される光景となっていました。
対岸の大さん橋に停泊する飛鳥Ⅱ号からも五輪開催を祝う光景が見られました。
五輪マークの横には、カモメハープのオブジェもハープを弾きながらオリンピックの成功を唄っているようです。
赤レンガパーク広場には、横浜税関構内の荷扱い所として開業した旧横浜港駅のプラットホームや税関事務所の遺構が保存されており、みなと横浜から東京五輪2020開催の新しい歴史が始まる光景でした。
赤レンガ倉庫2号館は、今年創建110年を迎え、みなと横浜のシンボルとなっていますが、建築家妻木頼黄氏のデザインで、その素晴らしい外観は、何度訪れても見逃せない魅力的な光景が見られます。
館内も洒落たショッピングモールとして人気スポットとなっていり、館内にはケーキで作られた倉庫が保存されています。
赤レンガパークから日本大通りへ向かい、歴史的建造物の一つの「横浜情報文化センター(旧横浜商工奨励館)」に立ち寄ってみました。
一階部分は石張りで二階より上は凝石仕上げのアールデコ調の優美なデザインで、これまでも秋の黄葉時期には画になるモチーフとなっています。
館内には、お城のような階段の優美な景観が保存されています。
ロビーには、昭和時代に使用された巨大な輪転機が展示されています。
文化センターの中庭には、横浜の歴史を示す貴重な「卵型下水道管」や「横浜市瓦斯局のガスタンク基礎」が展示されています。「卵型下水道管」は、横浜開港時整備されたレンガ造りの下水管で一定の流速を保つために卵形に造られたそうです。
日本大通りの消防出張所として100年以上使われた旧居留地消防隊地下貯水槽の遺構として保存されています。
日本大通りの銀杏並木の花壇には、珍しい白いアガパンサスの花が咲き誇っています。
横浜公園に着くと、東京オリンピックの野球・ソフトボールの会場となっている横浜スタジアムの開催に向けてトライモアとソメイテイが来場者を歓迎しています。
横浜公園は、山下公園と共に日本最古の様式公園で、中でも彼我庭園は、秋には紅葉の色濃く映る名所ですが、池には友好と平和の灯を灯す灯篭や多くの親子亀が泳ぎ回って五輪開催中の訪れた選手たちの人気スポットになりそうな空間となっています。
東京五輪開催まで3週間となりましたが、横浜開港162年を迎えたハマの歴史スポットを巡りながらコロナに負けず東京五輪2020の思い出残る大会となることを願っていました。
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