今朝未明に発生した「駿河湾沖地震」で、関東地区としては、前日の「東海道南海沖地震」に続いて連続発生である。
最近の経験では久し振りの体験で、かなりの規模の揺れを感じて飛び起きて身の安全を確保する行動に出ていた。
日頃、『東海地震』がいつ発生しても不思議ではないと考えていたので、直感的に身構えて家具の転倒防止に走った。
今、NHK報道によれば、気象庁の第3回「東海地震観測情報」が発表されて、地殻変動などの観測データにより、
『東海地震』に結びつくものではないとの結論を聞いて一先ず安堵した。
今回の地震は、マグニチュード6.5、震度6弱は、久し振りの大きなもので、相当の被害が生ずることが予想されている。
瞬時にテレビ放送が起動して、震源地や津波情報などの地震情報が伝えられたが、もしかして『東海地震』では?と危惧した。
防災記念日が近いが、我が住宅地域の『自主防災会』の防災計画や行動指針を先週確認したばかりである。
地域の防災協議会が、昨年発足して、自主防災組織の活動も、徐々にではあるが活性化の動きが出てきている。
しかし、今大地震が起きた場合は、とてもじゃないが大混乱が起きる事は避けられないであろう。
ハード面やシステム的には、かなり整備されてきたと思っているが、それをイザ実践できる人的な基盤が脆弱で機能していない。
いつも感じている事は、地震に限らず水害などの被害者の言葉には、必ず「まさかこれほどのものが・・・」と自覚がないのだ。
今回の地震の経験を元に、「危機意識」をもって実践できる活動を地道に、”STEP BY STEP”でやるしかない。
続々伝えられる各地の被害情報を見ていると、最も混雑が予想されるお盆時期に、東名高速の崩壊による不通や、
新幹線の安全確認による不通など影響は想像を超えるものとなっている。
過って新潟地震などでも、関係したプラントや貯蔵設備の火災や破壊などの点検に関係者が奔走したが、
これから道路・水道などインフラ設備や工場設備などの被害は少なくないと思われる。
自治体は勿論住民それぞれが、危機意識を高めて『備えあれば 憂いなし』を自覚して自分の身は自分で守ることを考える機会にした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます