横浜三ツ池公園からの帰路に、久しぶりに曹洞宗大本山總持寺に立ち寄ってみました。
總持寺は、故郷福井の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山で、来年瑩山禅師700回大遠忌に向けて多くの幟が掲げられ、荘厳な雰囲気を感じながら境内を散策してきました。
長い参道や参道脇の「千年の森」と称する森も、聖なる雰囲気となっています。
参道の先には、鉄筋コンクリート造りの日本一を誇る壮大な「三門」には、阿吽の仁王像(金剛力士像)が風格あるお姿でした。
山門の先の「向唐門(菊の御門)」は、改修工事が行われて見応えある姿に復元され、門前の広場には、満開を過ぎていましたが見事なソメイヨシノの姿が見られ、開祖の瑩山禅師やお弟子さまの像がご満足されておられるようです。
向唐門の裏側の景観
唐門前の広場には、大木のシンボルツリーや岩灯籠が見られ、総持寺の歴史が感じられます。
「三松閣」の大屋根には、貫禄ある鬼瓦にも目を惹かれました。
「金鶏門」では、東西の殿堂を繋ぐ長さ142mの美しい百閒廊下が見られ、永平寺に似た景観で有形文化財となっています。
百間廊下で区切られており金鶏門をくぐり広い中庭に入ると、素晴らしい大屋根の「大祖堂」
には、高祖の道元禅師、大祖の瑩山禅師などの諸禅師が祀られています。
入母屋造りの大屋根の唐破風屋根の懸魚には、風格ある鬼瓦や飾り瓦が見られます
總持寺は、裕次郎さんが眠るお寺としても有名ですが、多くのファンが参拝されているようで、お墓からは「俺は待ってるで~」と裕ちゃんの声も聞きながら、懐かしい想い出を感じながら参拝していました。
「宝蔵館」前のお遍路で精進される雲水の姿
総持寺のパワースポットの一つの水子地蔵尊
総持寺の参道入口近くには、人気のパンダやイノシシの動物像や七福神像などの石像が見られ、大本山總持寺らしい雰囲気に包まれています。
横浜を代表する大本山總持寺のパワー漲る雰囲気を感じたぶら散歩でした。
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