多摩の奈良原公園から宝野公園を経て多摩中央公園に着くと、広大な芝生公園では近くの学生サークルや家族連れで賑わっており、のんびりと春の午後の陽射しを楽しむ光景ですね。
公園の一角にある古民家の旧富澤家住宅を見学してみたが、立派な表門や池のある日本庭園とともに、土間や座敷など入母屋造りの建築で歴史の重さを感じる格式高い住宅でした。
中央公園から多摩センター駅の北側にある乞田川の河畔には、約3kmに及んで両側に桜並木が見頃で頭上の桜や川面に延びる枝振りが素敵でした。
川面には、あちこちに花筏が浮かびしばし見惚れていました。
約1km左岸を歩いて右岸も歩いてみたが、午後の陽が暖かく射しこんで美しい光景が続きます。
この日の最後の花見スポットである吉祥院へ来ると、境内には都の天然記念物となっている枝垂れ桜が満開でした。今年は、唐木田の川井家の枝垂れ桜は散ってしまい見れませんでしたが、川井家の枝垂れ桜は、吉祥院の枝垂れ桜の子孫だそうで、どちらも天然記念物になっています。
他にも、鐘楼や五輪塔、六地蔵など見どころ一杯でした。
境内の有り難いお恵みを戴いて布袋様に別れを告げて多摩センター駅へと向かった。
よこやまの道から多摩の桜名所を堪能してきました。
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