地域の中・高校生による吹奏楽演奏会「第20回 春一番の音楽会」が、地域の市民センターで開催され、主催者の一人として参加してきたが、会場一杯の音楽愛好者が集い、大変盛況でした。
「春一番の音楽会」は、地域の青少年育成協議会と子どもサポート会議の共催で、今年は20回目となる記念大会でもあり、演奏者も観客も例年になく力が籠った音楽会となりました。
会場の市民センター前のケヤキ通りでは、いつの間にか桜の季節が終わり、ケヤキ並木が芽生えて新緑が美しい景観になっていました。
開場前から保護者や地域の音楽愛好者の行列が出来て記念大会として観客の出足も早かったようです。
今回は、20回記念で地域の小学生にも音楽の楽しさを目の前で感じて貰おうと、ステージ前方に子ども特別席を設けていたが、すぐに満席になるほどでお姉さんたちの音楽リズムに手を振りながら楽しんでくれました。
前日から準備した席もあっという間に埋まり、立ち席も出る状況で約500名の観客で満席の人気となっていました。
大庭中学校吹奏楽部は、県代表として南関東コンクールにも出場した伝統校で高度なアンサンブルとして、地元でも憧れの存在となっており、素晴らしいハーモニーに感動を与えてくれました。
最後の藤沢西高校吹奏楽部「夢笛管隊」の演奏では、今年創立40周年を迎えて新入生を含めて、「ロシアン・ファンタジー」、「セプテンバー」、「歩いて行こう」の3曲が演奏されたが、どの演奏も素晴らしい響きが会場一杯に轟き観客と一体になって盛り上がっていました。
中でも、記念大会で特別ゲストとして参加された、元レニングラード交響楽団の首席奏者だったアレクセイ・トカレフ氏のトラペットソロ演奏には、どの観客もうっとりと聞き惚れていたようです。
さらに、「あまちゃんビックバンド」のメンバーでもある今込治氏のトロンボーンとトカレフ氏とのソロバトル演奏もあり、最高の感動を与えていたようです。
ラストナンバーには、テレビドラマなどの主題歌として人気のある、いきものがたりの「歩いて行こう」を全員で合唱してフィナーレとなったが、生演奏の音楽を通じて大いに盛り上がり地域の交流が行われた貴重な音楽会となっていたようです。
演奏会の終了後は、各校の楽部員や関係者が裏広場で一同に会して、手作りの炊き込み料理を食しながら、和やかな交換パーテイーが行われ再会を約していた。
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