霞が関のビル街でひと際目立つランドマークの法務省の赤レンガ棟(旧法務省本館)の資料展示室・メッセージギャラリーを見学してきました。
赤レンガ棟と言われる旧法務省本館は、明治28年に創建されたドイツのネオ・バロック様式の国の重要文化財に指定されている、圧倒的存在感を感じ名建築となっています。
正門で見学に対する丁寧な諸注意を受けて本館二階の展示室に向かいます。
現在の法務省があるところは、米沢藩上杉家の江戸藩邸があった跡で記念碑が立っています。
特別展示室へ向かうと入口では「サイバンインコ」ちゃんのチェックを受けて入りました
展示室の復原室では、明治初期に我が国が近代国家に向けて急がれた司法組織に関する法務省の貴重な事件資料や沿革資料、行政資料が展示されており、司法の近代化の歴史を学べる機会となりました。
メッセージギャラリーでは、明治元年から150年を迎えたことから、明治時代の歩みを次世代に遺すことや明治時代の精神に学ぶことを目的とした、司法の法典史料・建築史料などが展示されて先人の教えを学ぶことが出来ます。
ギャラリーの横にあるバルコニーでは、赤レンガ棟のデザインの素晴らしい景観や桜田門・皇居外苑を望むことも出来ます。
館内の階段や天井など独特のデザインで改めて明治初期の近代建築の素晴らしさを感じ、明治から昭和、平成、令和と続く我が国の歴史の一端を知ることが出来た機会でした。
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