「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ほどよい、うるい」

2008年05月10日 | 季節の移ろい・出来事
「五月雨を、集めて早し、最上川」と言われるように、5月の雨はしっとりした長雨が相場なのだが、昨夜から今日にかけてのそれは大風をともなって、嵐の様相であった。
この雨のお陰で、野菜達が一段と活気を帯びてきた。このようにタイミングよく作物の成長を促す雨を「ええうるいじゃねー」とか「ほどよいうるいじゃのー」とお百姓さんから聞かされてきた。
我が家にも借り物畑ながら200本ばかりのタマネギが、この雨に打たれて地面から真っ白い顔をのぞかせ始めた。間もなく香り豊かな新タマネギが食卓を飾る。
畑作りなどとは言うものの、孫が喜んで泥遊びをするための「歓声菜園」みたいなものだから、出来映えも収穫量も毎年今一ではある。が、苗を植え付けてからというもの、日照りが続けば水遣りも忘れず、春先の草取りもかなりの努力がいる。
こんな素人相手でも、確実に芽を出し成長し実を結んで、手を施した人間に応えてくれる自然とは、不思議な力を持っているものだと今更ながら感心する。
さーて、タマネギの後は秋の芋掘りの歓声を目指してサツマイモを植えるぞー。
キーボードを叩くのも辞められないが、鍬や鎌を持つのも当分の間辞められそうにない。
       (写真:雨に打たれて顔をのぞかせるタマネギ)
コメント
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