私のような絵心のない人間が、カンバスに黄緑色の絵の具を塗りたくったような、岩国城を望むお城山の木々。この萌えるように吹き出る新緑がなんとも魅力的でつい引き込まれてしまう。
秋の紅葉、それはまた見事な色彩で一幅の日本画を見るようなあでやかさで人の目を引きつける。毎年、その時期が来ると、紅葉谷を巡りながら真っ赤なモミジ・真っ黄色のイチョウなどカメラに納める熱心さも持っている。
しかし、どういうわけかこの季節、日一日と黄緑が濃さを増し、やがて青黒く変化し、入道雲を思わせる盛り上がりを見るとき、地の底からわき上がるエネルギーを感じる。やがてくる夏を予感させて胸が躍る。
黄緑に盛り上がる多くが椎の木らしく、しっかり実って山深いところにも椎の実をいっぱい実らせて、クマやイノシシが人里近くまで出てこなくていいように、豊富な餌をばらまいてくれるといいな…なんて勝手に思っている。
あの萌える青葉若葉の中を森林浴しながら、今年も何度お城山に登ることになるだろう。足・腰・膝によろしくお願いしなければ。
(写真:白鳥遊ぶお堀からお城山を望む)
秋の紅葉、それはまた見事な色彩で一幅の日本画を見るようなあでやかさで人の目を引きつける。毎年、その時期が来ると、紅葉谷を巡りながら真っ赤なモミジ・真っ黄色のイチョウなどカメラに納める熱心さも持っている。
しかし、どういうわけかこの季節、日一日と黄緑が濃さを増し、やがて青黒く変化し、入道雲を思わせる盛り上がりを見るとき、地の底からわき上がるエネルギーを感じる。やがてくる夏を予感させて胸が躍る。
黄緑に盛り上がる多くが椎の木らしく、しっかり実って山深いところにも椎の実をいっぱい実らせて、クマやイノシシが人里近くまで出てこなくていいように、豊富な餌をばらまいてくれるといいな…なんて勝手に思っている。
あの萌える青葉若葉の中を森林浴しながら、今年も何度お城山に登ることになるだろう。足・腰・膝によろしくお願いしなければ。
(写真:白鳥遊ぶお堀からお城山を望む)