「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「明日は我が身にならぬよう……」

2008年05月15日 | ニュース・世相
お隣の大国、中国で空前の被害をもたらした「中国 四川大地震」が発生から4日目を迎えた。
あまりの被害の大きさに、いまだ全容は把握しきれていないようである。これまでに分かっているだけでも死者が15000人に上るという。被災者数や被災による損失は計り知れないものがある。お気の毒で、連日放映されるテレビ画面を見るに忍びない思いに駆られる。

今回の大地震が、我が国の大都会で発生したと仮定したら、一体どれほどの被害となるのであろう。想像するだけでもおぞましくなる。

台風のようにあらかじめ予測進路や規模の大きさなどの情報が掴める災害に対しては随分被災規模が小さくなってはいる。ところが、地震に関しては予知能力などの研究が鋭意深められてはいるものの、まだ現実的とは言えないようである。

地震・カミナリ・火事・オヤジ、と言われて古来から恐れられてきた。最近オヤジだけはこの仲間から外れているようだが、その他の怖さは今も健在である。
特に地震については、今のところ避けようのない災害の一つではあるが、手をこまねいてばかりはいられない。
猛威をふるう自然のエネルギーの前では弱い弱い人間ではあるが、自分の身体は自分が守るという哲学に徹して、心身ともに自分に出来る普段からの対策は備えておくべきである。自分の身体が守れないのに、周囲や他人を助けられるわけがないこと肝に銘じておきたい。

このような大惨事が、明日は我が身とならないことを「八百よろずの神々」にいのりたい。

兎に角、今回の大地震・ミヤンマーのサイクロン被害など後を絶たない自然災害で尊い人命が失われる中、宗教の違いなどによる民族紛争で、命の奪い合いが繰り返される人間の愚かさもなんとかならないものかねー。
     (写真:昨日の夕方7時、NHKニュース画面)
コメント (3)
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