「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「一蓮托生」

2009年08月12日 | つれづれ噺
                  
               あしたは咲くゾー                   こう暑くっちゃーネー

散歩コースのハス田には、白に近い淡~いピンクの花が無数に咲いている。お盆目前のこの時期は、ハスの花の出荷に余念がない。ハスの花はレンゲ(蓮花)と呼ばれ、7月の誕生花であり、夏の季語となっている。早朝に花開き、照りつける太陽を避けるように昼には閉じる。

仏教では、釈尊が蓮華の上で瞑想する絵が描かれ、極楽浄土の象徴とされている。そのため、蓮華をかたどった台座に仏像を乗せたり、厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。また、主に寺院で仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれているのだそうである。

また死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっている。さらに「善くても悪くても行動・運命を共にする」という意味につながっていると言う。

子供の頃の夏休み。散々泳ぎまくって、唇は紫色に…、お腹はペコペコ。その帰り道、ハス田に揺れる実のいった蓮の実は、天の助けと思えるほど格好のオヤツだった。
今では物珍しさで一粒くらい口にはするが、渋みがあってさほど美味しくもない。それでも当時は随分甘味があって美味しく感じたし、なにしろお腹の足しになってくれていた。へたに田んぼにはいると、ハスの新芽を折って肝心な地下茎が腐るといって、六尺棒で追っかけられたことも何回かある。

何が言いたいのか分からぬブログ、書く方も読まされる方も、まさに合縁奇縁「一蓮托生」で寛容なお付き合いを頂こう。
花言葉は「雄弁」「神聖」「清らかな心」「離れゆく愛」だそうだ。今の気持ちを雄弁に物語っているのかも。

           
                  ハスの実、生まれたて                       逞しく成長
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい