「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ネコも呆れる・・・」

2010年09月08日 | 季節の移ろい・出来事
     露草も 露のちからの 花ひらく    飯田龍太

立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降・・・・・と続く今日は白露。
「大気が冷えてきて、露ができ始めるころ」との説明があるが、今年の場合いつまでたってもなかなか大気が冷えてくれない。

雨を伴う台風9号に期待をかけたが、これまた局地的な集中豪雨によって、関東方面に多大な被害をもたらした。雨乞いしたくなる中国地方にはホンの涙雨を降らせただけ。
お天道様も罪作りなことをせず、日本全土に平均的に降らせば何も言うことないのに。

「白玉か 何ぞと人の問ひし時 露と答へて 消なましものを」 (伊勢物語)

露は玉のように美しいが、しかしはかないものである。そのはかなさゆえに、日本人の好みにあったのであろう。

はかなく消える露のあわれを「露の命」「露の身」「露の世」などと呼んでいる。
が、これからの季節、涼しく快適さを増し、食べ物は美味しくなる食欲の秋。
ものの哀れを感じる優しさを置き去りにしてはならないが、大いに躍動の季節と捉える方が気持ちは晴れる。

ネコさえも伸びてしまいそうな今年の夏を耐えたのだ。
さ~これから、素晴らしい秋本番に向かって、躍進の時だ。
あれもこれも大きな目標が目の前に横たわっている。 
コメント (12)
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