11月14日日曜日夜、天下の名橋錦帯橋が、幻想的なブルーにライトアップされた。 広島原爆ドーム・厳島神社(宮島)も同時にブルー一色に染まったと言う。
何はともあれカメラを担いで一目散。 早い夕暮れが漆黒の闇に変わるのを待ってシャッターを。
これまでも錦帯橋ライトアップは、何度かカメラに収めてきた。 今回のようなブルー一色に浮かび上がる夢見心地の五連のアーチはあまり記憶にない。 先ずは下流側から、遥かお城山の、こちらもライトアップに輝く岩国城を戴いた錦帯橋を。
次いで、上流側に移動。まさに天に昇らんとする龍の姿とはこれをいうのか・・・と思わせる見事さ。
さらに移動して、冬枯れを目前にした静かな水面に映えるその雄姿を。 今日ばかりは理屈抜きで、幻想的な我がお国自慢の錦帯橋を愉しんでいただけると有難い。
ただ一つだけ、何故いま、広島・宮島・岩国の三大観光地が揃ってブルー一色なのか。
この世から糖尿病の脅威をなくそう、という切実な願いが込められた世界糖尿病デーを前にした一大キャンペーンのデモンストレーションということである。 ただ幻想的で美しい・・・と見惚れるのもいい。が、腹八分目、全てに満腹を求めず、節制に勤める啓蒙が込められていることを、ちょっとだけ知っておきたいものだ。