検定会場玄関 検定問題表紙
「初めの一歩」 夢にまでみたこの日がついにやって来た。 岩国検定実施当日。
現場での最終準備を控えて眠りの浅かった一昨夜。 メンバー一丸となってあれこれ周到な準備を。 「人事を尽くして天命を待つ」思いで、グッスリ眠った昨夜。 今朝の目覚めと共に飛び込む陽射し。 ヨーシッ!3割はことなれり!!後の7割はこれからだ!!
出がけに激励のメールも届く! やるっきゃない!! 11月終わりにしてはこれ以上ない暖かい太陽の恵み。 高台にある検定会場。遠く瀬戸の海を臨むロケーションも申し分なし。 来場者案内の看板設置からいよいよ活動開始。
受付の準備も手分けして整える。早くも一人二人と受験者が見える。 報道の記者もカメラを構え始める。 検定開始の時間が迫る。どの顔も緊張が走る。注意事項などの説明を始めようとするこちらにもその緊張が伝わってくる。「こりゃーいけん、ちょっと緊張をほぐさなければ・・・」と、一つ二つジョークを混ぜる。 いよいよ検定開始。
最終申込み者107人。実質受験者94人。最も遠来者は石川県白山市。 最若年19歳。 最年長90歳。 各地の検定マニアから、山口県・広島県、岩国近郊等々、まさしく老若男女入り交じって、岩国を知ってみよう、と思われた方々の熱気がほとばしる。
これまでの一年間の集積が形になって表れるこの日。全てが報われる瞬間を味わった。 こうして、「初めの一歩」は確かな足取りでスタートした。スタート出来た。
踏み出した初めの一歩が、今後につながる予感を禁じ得ない。 第一回岩国検定を無事終えた。 参加された方々、陰に陽にご協力頂いた方々に心からお贈りしたい。 “ ありがとう ” を。