「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「愉しんだ11カ月」

2011年11月27日 | 季節の移ろい・出来事

     赤いアネモネ

NHK大河ドラマ「江・~姫たちの戦国~」が終わった。
なんだかんだ文句をつけたり、あ~だこ~だ言いながら、11カ月を愉しんだ。
美人揃いの女優陣。意外なところでは「大姥の局(おおばのつぼね)」の加賀まりこ。しばらく誰だかわからないほどの年輪を感じさせた。
それよりなにより北大路欣也家康がよかった。

若いイケメン俳優の、言葉遣いや軽さという点では、作者や演出にも問題ありなのだろうが、まあチョンマゲ結って刀を差した現代劇と思えば腹も立たないというところか。

ただ、全編に流れる、戦乱の世を治め通すには笑顔も鬼面も蛇の心も兼ね備え、時を逃さず信念を貫き通す強さが要ることなどが、現代の優柔不断に一石を投じている気がしないでもない。ちょっと穿っているかもしれないが、そのようにも見えた。

徳川秀忠が「私の希望だ」と江に呼び掛けるラストシーン。
こんなときに赤いアネモネの花でもあれば、「君を愛す」という花言葉でも添えてそっと手渡したのであろうか。この時代にアネモネなどという花があったかどうか。

天皇家から武力をもって政権を奪い取った武家政治の台頭。やがて崩壊。外国との交渉そして明治維新に至る、比較的新しい日本の歴史は、生々しい分興味は尽きない。
そしていつの間にか坂本龍馬へ話を持って行きたがる。

今日はそんな小難しい話ではなく、軽~~く赤いアネモネの花ことばを伝えたかっただけなのに、横道にそれてしまった・・・。
それにしても赤いアネモネ、主役を演じた上野樹里さんにはお似合いのようだ。

 

コメント (8)
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