雨ン中、勢ぞろいした28チーム開会式
このところ週末に限ってお天気が崩れる。
スポーツに行楽に、最もいい時期の土曜・日曜。なにも雨を降らさなくてもいいのにと思うが雨は降る。それも秋雨などというなま易しいものではなく、驟雨である。可愛くない。
この日曜日も未明から降りだした雨は、なかなか上がろうとしない。
それでも、午前中には上がるという予報を頼りに、少年ソフトボール大会は決行に踏み切った。広島県廿日市市や周防大島郡、周南市など、市外から12、市内から16、計28チームが参加するという大規模な大会。バスを仕立て早朝から保護者共に参加したチームもある。少々の雨では中止したくない思惑もある。
我が町の社会福祉協議会が共催という今大会。広報担当しては最初っから最後まで見届ける義務も責任もある。泥んこグランドに三脚を立て傘を片手に白球を追う。
監督やコーチの叱咤激励が飛ぶ。時にはこちらの身がすくむような手厳しい言葉も飛び交う。「そこまで言うなよ・・・」と思いながらひたすらシャッターを押し続ける。127枚。
そいうえば、セガレが小学5・6年生の時は一応監督という名で参加したことを思い出す。ウインドミルで精一杯投げるセガレを応援し、セカンドフライが二塁打になったり、ヨッシャ、サードゴロと思えば三塁打にすり替わる。そんな弱小チームだったが、勝ち負け以外になんかしら燃えていた時代があったな~と。
『冷たい小雨の中、大事なカメラが濡れるのも気になるし!大変なお役目でしたね。それでもこの中には将来スポーツで活躍できる子がいるかもしれませんし、野球大好きな子も多いのですからよい大会になったはずです。指導者も、子供達に晴れの舞台を経験させてやりたいでしょうし、大きな大会があることは子供にとっても励みになりますね』
などと激励の言葉を頂くと、撮った写真でアルバム作りにも力が入ろうというもの。
途中の雨で試合中断。人海戦術でグランドに浮いた水を、スポンジで吸い取って整備して試合再開。保護者や大会関係者の大人の一生懸命さが伝わる。
この日に限って言えば、少子も高齢化社会もどこ吹く風。