寒風に耐えて、つぼみを膨らませる沈丁花
「春立ちぬ」 暦の上では今日から春。
私の頭の中にある「春」とはいささかイメージは異なるが、間違いなく春立つ日を迎えた。
いまだヒヨドリがやってこないこの春。置き忘れられたようなクロガネモチの赤い実を、ジッと見上げる石臼に張る氷が結構厚く、ここ数日の冷え込みの厳しさをうかがわせる。
そんな氷のすぐねき(すぐそば)で、あのたおやかな女性のお白粉を思わせる花、沈丁花が「間もなく私の出番ですよ・・・」と言わんばかりに、つぼみをふくらませている。
植物は、人間などの感覚より遥かに正確に暦と連動しているかのようである。
テレビのニュースでも連日多くの時間をとって、大雪や吹雪の様子を伝えているが、一方着実な足取りで春が近付いているのも確かである。耳をすませば春の足音が・・・。
1月に、あれこれ下ごしらえをした事柄が日の目を見る2月。発信の2月。
『反省とは後悔することではない、新しい生き方への転換である』
2月のカレンダーに大書されている。なるほど・・・。前を向くしかない。
但し、一つことを消化した後、我が足跡を振り返ることを忘れないようにしなければ・・・という自戒も頭から離れない。
たとえこのような拙ブログとは言え、一旦書いた後、誤字脱字を振り返る。自分の想いが文字になっているか読み返す。赤面すること多々。直ちに修正、さらに読み返す。
それでもなかなかうまく伝わっているとは思いにくい毎日である。
厚かましくも、エイヤッ!!でご迷惑をおかけしていることだろう。悪しからず。