孫三人に囲まれてちょっとご機嫌 選手二人と
何十年振りかのスキー場。昔取った杵柄で、現場に立てば“血沸き肉踊る”かと思いきや、意外に冷静な自分に我ながら驚く。
行きがけのクルマの中では思っていた。どうしても滑りたくなったら、婿殿からちょっと借りるか、レンタルスキーでも十分だ。その気になったら思い出作りにやってみよう、と。
ところが、降りしきる雪。リフトに座って頂上まで行くだけでも一苦労。しかも下から見れば大した斜度でもないようだが、孫二人の下りてくるスピードをみたら、やはり相当な角度があるようだ。一回下りるのにあまりにも時間がかかり過ぎるとジジの面目がなくなる。こりゃ止めといた方が賢者の選択というもの。涙を飲んで、応援団・カメラマンに徹した。
ただ、かっこうだけは玄人はだし!!
これほどのスノーウエアーを着せられたら、やはり板を履いてみたくなるのが人情。だが、雪はそんなに甘くない。せいぜいお子様用のソリゲレンデで、悠雅君と二人乗りのソリ遊びに興じるのがお似合い。そのソリでさえ、「ひとりが、ひとりが・・・」といって悠雅君まで自分ひとりで滑りたがる。トホホホ・・・。
兄ちゃん達は、ピタッと身体に張りつくレースウエアーを身にまとっている。正真正銘似合っている。かっこいいと思う。但し、孫にも衣装とはこんなことを言うのではないよご同輩!孫は孫でも、ジジの場合は「馬子にも衣装」。それなりの物を着せれば、それなりに見えるということ。
つまり、今回着させてもらったのは、婿殿の借りものである。それにしては着こなしと言い、カッコよさといい、なんとか人前に出せるではないか・・・。
ということで今回は、マゴにも衣装のひとくさり。カッコよさの割には疲れた。