「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「適材適所」

2012年02月08日 | つれづれ噺

      
              三脚に寄りかかる一脚

欲しいな、欲しいなと思っていた「一本足」を手に入れた。
なにはともあれカメラをセットして、ファインダーを覗いてみる。一本足だから前後左右には大きく揺れる。但し、上下に揺れることはない。これで、手ぶれの心配から解放された。今まで以上にいい写真が取れるに違いない・・・と思いたい。

大型電気店へ行って「一本足置いてある?」とうら若き女性の店員さんに尋ねた。
??こちらの顔を見るばかり。「カメラの一本足・・・」「あ~一脚ですね、こちらです」やっと話が通じた。あったあった。値段も手ごろ。いそいそとレジへ。

これは一本足ではなく一脚というのだ。三本足を三脚というのだから、一本足を一脚と呼んで何の不思議もない。そのくらい分かっていたが、敢えてぞんざいに言ってみただけ。

その昔一眼レフという重厚なカメラを買ったときに、しっかりした三脚を購入した。
しっかりし過ぎていて実に重い。よほどのことがないと持ち歩く気になれない。
そこで、重宝するであろう一本足、いや一脚である。持ち運び簡単、幅を取らない、どこにでも立てられる。手ブレを恐れず思いっきりシャッターが押せる。

但しそんな便利ばかりではない。なんせ一本足。自分で立ってはいられない。必ずカメラマンの手を借りるか、壁を頼りにするしかない。が、それはそれでいい。
三脚は三脚のよさが、一本足にはそれなりの便利さとよさが・・・。

猛スピード滑降する孫の雄姿を撮るのは、深い雪を掻き分け斜面で構えるのだという。重い三脚より軽量便利な一脚で事足りる。むしろそちらのほうが良さそう。

こうして選ぶのは私の判断。適材適所。間違ったら誰でもない選んだ私の責任。
「あなたは人事がヘタですね、不適材、不適所じゃないですか・・・」と詰め寄られる、大臣の任命責任者に聞かせてあげたいセリフですな~。

コメント (12)
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