「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「心意気を」

2012年09月04日 | 岩国検定

        
                 本郷町にある楮祖(ちょそ)神社本殿       楮祖神社由来

8月下旬、新聞各社と地元ケーブルテレビで報道された「岩国検定テキスト発売」。
お陰さまで大好評。個人のノルマを遥かに越えた需要に驚く。もちろん、書店からはすぐに追加注文が入るほどの盛況ぶり。ご要望に応えるつもりで増刷した100冊も、ほとんど右から左の状態で底をついた。書店の店長さんに「これ以上の納入が出来ない」旨の詫びを入れ、問い合わせに対するお断りをお願いする始末。
世の中には、こんな誤算、嬉しい誤算に悲鳴を上げることもあることを知らされた。

一方、テキストブックの売れ行きと検定試験受験者の数が比例するわけではない。
そんな甘いことを考えるなどとんでもない話。そこで、次なる我々の最大関心事は、12月2日実施検定試験の問題作りである。が、その前にやらなきゃいけないことがある。
それは受験者の拡大。つまり幅広く受験勧誘する広報活動の足跡の多さである。

今朝は、KRY山口放送ラジオで「岩国検定」を取り上げてくれた。もちろん、リーダーへの電話による直撃インタビュー。ゆっくり落ち着いた肉声で、リーダーの思いや、検定の目指すところなど直接訴えて、パーソナリティとの和やかな会話がおよそ6分放送された。

それを受けてすぐその後に、ポスターとパンフレットをひっ提げて、合併以前の旧町村、現在の総合支所や公民館・図書館などを回って直接PRをしてきた。
延々140キロに及ぶ男同士のドライブ。面談手渡した相手は15カ所。
ハンドルを握るリーダーの心意気たるや、若者顔負け。助手席で相槌を打つ役割も負けず劣らず若さ?を前面に。行く先々で相手を煙に巻いたり笑いを取ったり・・・。

ことほど左様にこちらの心意気は十二分に伝える。ところが相手はお役所の出先機関。非常に反応が弱い。如何にも事務的に「仕方なし職務上受け取ろう」という態度が見え見えのところもある。中には気はしの利いた女性が笑顔でてきぱきと対応、こちらの心意気に合わせてやる気を見せてくれるところもある。

決して物売りに行ったわけでもない、こちらの営利を目論んでいるわけでもない、でもそれが相手に通じるには説明する時間が要る。その時間を省略出来るような、飲み込みの早い心意気を見せてくれると、なんだかホッとする。「打てば響く」を地で行くような対応を・・・。必ずしもそんな思いに浸れたわけではない「地方巡業検定勧誘の旅」ではあったが、その道すがら、全国でも珍しい紙の神様として信仰されている楮祖(ちょそ:和紙の原料となるこうぞ)神社にお参りすることも叶ったという、ドサ回り旅日記のお粗末。 

コメント (8)
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