「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「景気浮揚を占う」

2012年09月17日 | ニュース・世相

        

敬老の日。例によって起きがけに国旗を立てる。
折からの台風に煽られて、景気よくはためく。細い竿がしなるほどに風を受ける。
こりゃいけん、国旗掲揚金具が曲がりそう。今後の事を考えて早めに納めた。

最大級と心配された台風16号、各地に被害をもたらした。幸いにも中国地方には大きな爪痕を残すこともなく、北上していった。本当は今日予定した地区の敬老会も、昨日に繰り上げて開いたところもあるようだった。幾つかの会場を覗いたが、それぞれに工夫を凝らし、お年寄りの笑顔がはじけるように、お年寄り自身の努力とパワーがそこかしこに。

団塊の世代と言われる第一次ベビーブームの人達が、いよいよ65歳を迎えるに至った。
その数は3千万人を突破、ということはおよそ4人に1人が65歳以上という計算になる。

「これからはゴルフ場も、現役の若い人を相手にするばかりでなく、お年寄りつまりシニアの方々を優先的に遊んで頂ける経営方針が不可欠。それが生き残りの正念場になる」と、地元のゴルフ場支配人が切々と話してくれた言葉が耳に残っている。

たまたまゴルフ場の話を引用したが、世の中では世代交代と言えば、高齢者が引退して若者が表舞台に立つことを言う。ところが今や逆転の発想が必要な時であろう。
つまり、フトコロ豊かなシニア世代が顧客の中心となり、働き盛りの現役世代は緊縮財政を余儀なくされていることに気付くべきである。

消費者の主流は、働く若き女性と、孫にお小遣いを渡せるシニア世代つまり段階の世代である。といっても過言ではなかろう。そんな意味からいっても、お年寄りはもっともっと世間で大切に扱われる存在になりつつあるということか。などとふんぞり返る気持ちはないが、高齢者と言うだけで憐みの眼差しで眺めると、経営を損なってしまいまするぞ、オーナー殿。景気浮揚のカギを握るのは、4人に1人のアタシたちかも・・・。

コメント (10)
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