「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「予定変更」

2012年09月14日 | 家族・孫話

太鼓代わりの大竹を叩く
 段々増えるお神楽グッズ

「悠雅君が熱を出して、保育所に預けられないのでじいちゃんお願い!」と、今日の午前中守りしてくれと頼まれる。「そりゃまあ仕方がないのー」とか言いながら、久しぶりに悠雅君と二人で過ごす突発事項に、全ての予定を変更する。

このところ母親の愛に目ざめ、ジジババの優しさを必要としなくなっていた三歳児。
母親以外は、大きい兄ちゃんの言うことさえ拒否しかねない第一次反抗期。そんな悠雅君がジジと二人で半日過ごせるのかどうか気がかりではあったが兎に角引き受けた。

母親にしっかり言い含められ、丸めこまれてやってきた、やや不満顔の悠雅君。
先ずはスイカを植えていたところに連れて行き「悠雅君が来なかったからスイカが枯れたんよ」と、スイカも草も取り除きケイフンと石灰を撒いた土を見せる。続いて、幾つか残っていた小さなトマトに歓声を上げる。これで8割方ジジのふところに収まることになる。

しかしその後が大変。「ミルクをくれ、テレビに電車運転ゲームをつなげ、太鼓を叩くから鬼になって踊れ、隣りの犬に餌をやる、二階でパソコンお神楽を見ようか・・・」注文は矢継ぎ早、まさに分刻み。その間トイレにも行かなきゃならん。よくもまあ自分の想いのまま次から次に命令するものである。「ま、いいか、久しぶりだし・・・」と奴隷の如く言いなりに。

9月初め、お父さんの実家であったお神楽を「まばたきもせず見詰めていた」というだけあって、太鼓代わりに作った大竹を叩く手つきもなかなかのもの。舞いときたら、本番でもらってきた弓矢や金棒、刀を上手に回して踊る踊る。そのときは扇子を口にくわえる念の入れよう。お神楽グッズも際限なく増えて行く。何故かその中に、はたきと長い靴べらが混じっている。これはこれで想いがあるのだから取り除くなど出来ない相談。

そのくらい騒いでも熱が上がる様子もないので「公園行こうか」と向けると即OK。
今日も真夏日の陽射しが痛い。日傘をさしかけ陰を作ってやるジジは頭から汗が流れる。高熱でフンニャリしていれば、それはそれで家の中で静かに過ごすが、至って元気に跳ねていれば、外に連れて出たくもなる。そうでもしないと間が持てない。
これで夜に熱でも立ったら責任問題かな。でもジジはジジの予定全てを変更し、精一杯のお付き合いをしてやって、親が安心して仕事に精出せる環境を整えてやっているのだ。文句あっか~。
それとこれとは問題が違うよ・・・という声が聞こえんわけではないが・・・。

コメント (6)
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