「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「大過なく・・・?」

2020年09月07日 | ニュース・世相

                  
世の中を震え上がらせた超大型台風10号。
本当にお気の毒にも、台風発生といえば必ず名前の出てくる沖縄県。そして鹿児島、宮崎、長崎など九州地方。
今回の『経験したことのないほど大型で強い台風」も同じように、沖縄、鹿児島、長崎を暴風圏に巻き込みながら北上した。

「命を守る行動を」「最大級の警戒を」「早めの避難行動を」。気象庁の記者会見や気象予報士さんはもとより、内閣総理大臣の生の声でも台風対策、避難行動が呼びかけられた。我が家でもこれまでにないほどの、家の周りの整理をし、風に飛ばされそうな物全てを家の中や倉庫にしまい込んだ。普段は使わないサッシ雨戸も全てを閉めた。物心両面の警戒と対策を施した。

東京の親戚や埼玉の知人からも、激励やお見舞いのメールも頂いた。有り難いことに、さほど心配して頂くような結果ではなかった。
台風の通り道で大難儀をされたり怪我をされた方には申し訳ない言い草になるが、避難を考えるほどの大事には至らなかった。
ただ一つ、これまでにない被害は、東側のテラス屋根の波板が2枚めくれ上がり、飛ばされるのではないかと色めき立ったことである。

2枚飛ばされ兼ねない状態を放っておいたら、間違いなく他の数枚も剥ぎ飛ばされる。ヘタをすると6mのテラス全体の波板が飛ばされる。
波板が飛ばされるだけならお金で解決はつく。しかし、どこに飛ばされるのか、その先でどんな重大な被害が待っているのか。それを思うと矢も楯もたまらず、脚立を引っ張り出し、手頃な石や水入りペットボトルを重しにして、雨だれ側を応急処置した。今度は反対の壁側がめくれ上がってバタバタ大きな音を立てる。コンクリートブロックをロープでくくりつけ、二階の出窓からそーっと下ろして重しにした。取り敢えず奏功。

なんとか夕方までの強風に耐えた。あの風の中を一人で脚立に上がって応急処置。年寄りが怪我をしたり命を落としたりする最悪のパターン。
十分承知していても、どこへ飛ぶか解らない波板をなんとか押さえよう、よそ様に迷惑掛けちゃいけん、という防衛本能は止められないねー。

とまあ、この程度の被害ではあるが、これまでに経験してこなかった内容の被害ではある。それほどに、目や耳で感じるより、実際の風の威力が強かったということ。なめたらあかん。台風中心の右側に当たる南東の風は怖い。築25年の我が家も家主と同じ、修繕のいるお年頃かも。

コメント
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