「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「秋半ば」

2020年09月25日 | 晴耕雨読

         

ウイズコロナなどという洒落た思いなどではないが、自粛が昂じて萎縮ばかりでも面白くない。
そうは言っても、「あそこ行ってみたい」「ここもいいねー」などと気持ちのはやる旅行は、まだ自粛の範疇である。gotoキャンペーンを使えば、旅行会社も観光地も喜ぶことだろうと解ってはいても、未だ完全にその気にならないままでいる。

それどころか、ここ半年近く宴会らしきものもなければ、カラオケ喫茶も、どうかすると親しい友との語らいも、つい二の足を踏む気の弱さではある。外食もホンの数える回数でしかない。
でも時は秋、とはいえ食欲の秋は卒業した。せめてちょっとだけ味覚の秋を人並みに、と思い立った。

畑を耕し、畝を作り、種を撒き、冬から春に実る野菜をいっぱい植えた。その農作業で汚れた泥を落として労をねぎらう「泥落とし」の祭りみたいな真似事をしてみたくなったという次第。
単なる夕食に毛が生えた程度の外食ではあるが、久しぶりなので何か新鮮さを感じるような(笑)
他の客も多くはないだろう、とタカをくくっていった、瀬戸内海を目の前にしたジャンボにぎり寿司。

家族、夫婦、親子などなど、来るは来るは。さすがハナ金なのかな。それともアタシたちみたいな出不精が出て行くくらいだから、誰でも出かけたくなるウイズコロナなのだろうか。
ネタが大きくて、刻んで食べる用の小さな包丁が付いてくるにぎり寿司。久しぶりだっただけに舌鼓を打った。ウ~ン満腹!それでも気持ちの中では少しの遠慮と後ろめたさが渦を巻く。

自分にも遠慮せず、誰にも遠慮せずに勝手な振る舞いの出来る日が待ち遠しい。

コメント
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