肥しを入れ、植え付けを待つ畑 買ってきた、出来合いの苗
ご近所さんと立ち話を交わす中で、この身のいい加減さと、農産物生産者失格を思い知らされた。
「そろそろ冬野菜の畑を作らんといけませんねー」と、もっともらしいことを言う小生に「私ゃ白菜も大根もタネを蒔いてもう10cmくらいになっとるよ」「早い人は盆明けには大体タネを蒔きよってよ」と。なぬ?我が家の畑はまだ夏草が少々残っている。種蒔きや植え付けなど当分先の話ではないか。
先ずは暑さに負けて、9月初めまでは畑を見ないようにして、ほかのことばかりに目を向けていた。
ご近所さんの話に刺激されて一気に開眼?でもないが、兎に角残暑の中を汗みどろになって、安っぽい電動耕運機を駆使して草を取り、肥しを入れた。お天気続きで、耕運機をかけると砂ぼこりが舞う状態だったが、汗を滴らせて肥し入れの作業を終えたら翌日には大雨が降ってくれた。
その気になって汗をかいた分、早く植え付けをするようにお天道様が、恵みの雨を降らせてくれたのに違いない。
今日は、白菜、キャベツなど勢いのいい苗を買ってきた。もちろん、大根・蕪・ほうれん草・春菊・水菜などの種も買ってきた。
14日からは引き受けた国勢調査員の家庭訪問という仕事がスタートする。今のうちに、雨空と相談しながら遅ればせではあるが植え付けを済ませよう。遊びも仕事もちょっと忙しいくらいがちょうどいい。畑仕事も作物に追い立てられるくらいがちょうどいい。
男は野風像くらいがちょうどいい。野球少年はコーチに叱られても負けん気でバットを振りまくるくらいがちょうどいい。
小生のようないい加減男には、何もかも自分の都合に合わせてやるのがちょうどいい。