拙ブログで何度もお目に掛けてきた、腕の上げ下げ、力を入れる動作などで痛みを発する病気。それ自体は色んな原因や生活様式の違いによって異なる。
ただ、腱板断裂とは完全な修復手術・治療が必要となる病気の一種。腕を上げ下げする腱板の片方が完全に剥がれている状態で縫合手術を要する。
CT検査やMRI、レントゲン検査などで「これは手術ですね~」とその道の権威である担当医師から引導を渡されたあの日から、丸々2年が。
先週がCT検査。今日がMRIとレントゲン検査。それらの映像を見せられながら、エコー検査という肩の表面に当てるだけで、筋肉のもつれや骨の損傷などがあれば瞬時に見分けられる賢い機器で検査も。要するにそれらの結果で、縫合手術も完璧に成功。リハビリによる可動域も順調にひろがっている。
後は、元々身体が硬いのはどうしようもないので、せめて日々の中でストレッチの訓練を忘れないように。と諭されて今日で終わり!かと思いきや、次回の外来予約の日程調整。なんと来年6月4日にまた検査しましょうということで、最長5年は術後検査は続くのだそうだ。
患者側にとっては有難いが、医師にとっては、次から次に出てくる縫合手術の患者さんを5年間も見守るのは、どれほどの労力なのかと考えてしまう。
オーバーワークにならないのだろうか、働き方改革も必要ではないのか、と要らぬお世話かもしれないが心配する。
何よりも、手術後47日間の入院に始まって以来丸2年にわたって、この左肩とじっくりお付き合いいただいた。もう感謝感謝しかない。
後ろ向きな発言などかけらもなく「半年後の予約は何日にしましょうか」いつもと全く変わらず軽~~く言っていただく。あり難し、まさに医は仁術!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます