「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「市民活動」

2009年02月17日 | 趣味・・エッセイ
先日、岩国市内で活動する市民活動団体の、年に一度の発表会とも言える「市民活動カフェ」が開かれた。ひょんなことから、一つの団体のお手伝いを依頼されて、前日の準備・当日の運営などホンの少し市民活動の中に足を踏み入れた。

ありとあらゆる活動団体が、それぞれの個性を発揮しながら、独自の方法や連携の模索など、試行錯誤を重ね、誰かの・何かのお役に立ちたいという姿勢が熱気となって伝わってきた。

観光ガイドの会・手話サークルの会・パソコンの会・点訳(点字)の会などなど。今回の参加だけでも37団体にのぼる。 それらの大半がボランティア活動であり、参加者の募集が大きな課題のようであった。 中には「知っていますか?子どもたちのいま」という、生きにくさに苦しむ子どもたちの生の声を聞いて上げて、励まして上げる電話相談のチャイルドラインというボランティア活動もあった。
直接電話相談に応じる役割は出来なくとも、それらにかかる経費の一部負担・寄付応募という協力の仕方のあることも知った。

そんな中で、さていったい自分には何が出来るのだろうか。考えてみると、どのひとつをとっても根気とやる気と勇気が必要となりそう。 一時的な冷やかしになるほどなら、はなっから首を突っ込まない方がいいだろう…などと及び腰になってしまう。

自分の中では、わずかながら力は残っているように思っている。それを何処にもっていくか・何が好みか・実際に何が出来るのか…。37団体の内容をじっくり検討してみる価値はありそうだ。それにしても、未知の世界へ飛び込むにはやはり何かのきっかけが欲しいな~
今回、お手伝いを頼まれた団体にはまってみるかな~ やり甲斐はあるのかな~

いずれにしても、他人の行動に無関心では生きていけない、なんらかの、自らの存在価値を確認しながら生きていたい…と柄にもなく思ってしまう。 春が近いせいかな…。

        ( 写真: 市民活動それぞれのPRパンフ )
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「レストラン・ライブ」

2009年02月16日 | つれづれ噺
1月上旬に1度経験して、今回が2度目となるプロのギタリストによるレストランライブ。 アーチストネーム“ 光秀 Mituhide ”
聴衆はたったの4人。実にもったいない話である。それだけに、私たちの為にだけ素敵な演奏を聴かせてもらえて改めてこの上ない喜びを感じている。

今回は直接、奏者と色んなお話しをさせてもらい、ブログアップの了解も得た。
もちろん、名刺はもとよりプロフィールなどの資料も頂いて来た。

1961年、山口県下関市に生まれる。15歳でギターを始め、阿部勝昭・高橋徹に師事する。
大学在学中から北九州を中心にプロとして演奏活動開始。
1990年から全国縦断チャペルコンサートを行う。北海道・千葉・京都・三重他中四国・九州など全60会場の実績を残す。
1993年からヨーロッパでギター修学。その後日本各地のコンサートツアー実施。ボランティアによる新潟中越地震、医療音楽に基づくヒーリングコンサートなど幅広いコンサート活動を展開中。

このような実績の持ち主が何故、月に1度とはいえ、お客さんもまばらなレストランライブなのか?「店のオーナーと古くからのお付き合いがあるから…」と、多くを語らない。

一人でも二人でも、ちょっと耳を傾けてくれたらそれでいい…と、欲がない。何か事情がありそうだが、深く詮索するほど野暮ではない。ただ、正直なところ、責めて月1回のコンサートのポスターくらい作りましょうか…とオーナーに持ちかけたら、とんでもないホンネの話が帰ってきた。

実はこのレストランそのものが、道路拡幅工事のため取り壊しになるので、自分たちはお店を畳むのだという。おそらく来月が最後のコンサートだろうという。

せっかく、間近に鑑賞出来るホンモノの良さに巡り会えて、ブログアップの了解も取り、少しでも宣伝してコーヒー友達を増やせるといいな…なんて思った矢先にこれである。 やっぱりホンモノには縁が薄いのかしら。

そんなわけで、誠に残念ながらこのレストランライブはこれまで。チョーン!!

実は数年前、市長を囲む自治会協議会の席で、「小中学校の通学路として避けられない国道に、わずか1㍍に満たない歩道とは危険きわまりない…早急な対策を望む…」と強談判に及んだことを思い出した。あの時の報いか…アーア! 世間は狭いなー……。

         ( 写真 : 終演間近な 光秀 さんのレストランライブ )
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「さらば、義理チョコ」

2009年02月14日 | つれづれ噺
2月14日、聖バレンタインデー。ことの起こりや由来は色々ある。
歴史的事実は別として、yattaro-流に捉えるとすれば、2月が春の訪れとともに小鳥もさえずりをはじめる、愛の告白にふさわしい季節であることから、この日がプロポーズの贈り物をする日になったともいわれている……という説を推奨したい。

昨年までは、人並みにこの日は数個の義理チョコを贈られてきた。その昔多い時には10個を越えて、お返し探しに奔走したこともある。
もちろん、いずれも単なる儀式的な義理チョコであることに間違いない。本気で贈られたら、それこそ問題になる。問題になってもいいから贈られたい気持ちがなかったわけではないが、幸か不幸か、そこまでの経験はない。 ということにしておこう。

元の会社で勤めたパートも昨年末で退いた今年は、会社関係の義理チョコはゼロ。カミサンや娘からのを除くと、唯一、奇特な友達から数日前に贈られてきた1個だけ。

悠々自適、何不自由ないこの身ながら、第一線を退いた今、いよいよ世の女性から存在を忘れ去られようとしている一抹の不安をおぼえる。 お返し探しにあれこれ奔走した煩わしさは、言ってみれば、一人の人間として、男として世の中に認められていた証拠なのかも知れないなー…。 アーア……。

ヨーシッ! いっそのこと、こちらから “さらば!義理チョコ!!” 決別することを心に誓おう。
世の中には潮時というものがあることを思い起こして……。 でもやっぱり、アーア……。
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「ポスティング」

2009年02月13日 | ニュース・世相
早くも春一番の吹き荒れる中、なま暖かい空気にウッスラ汗を浮かべながら、ポスティングという初体験の作業に挑戦した。 お陰で今日の歩数15720歩。よく歩いた。よくやった ? ? …

国政の行方を占う総選挙が近い。各政党挙げて、地元から国会議員を選出させるための水面下の水かきが熾烈を極めている。 そんな中で、某政党の候補者のプロフィール・政見・約束…などを書いたパンフレットを300枚、周辺の各家庭のポストに投函して回るというボランティア作業である。
もちろん私自身が支持する政党である。

ポスティング…販売促進物、つまりチラシやサンプル品などを、各家庭のポストに直接投函して購買意欲を促進する方法である。家庭で直接手に取るために、折り込みチラシより効果的なのだそうだ。
大都会ではこのポスティングが商売として成り立っているという。Aー4判1枚を例に取ると、埼玉県 所沢・川越地区で3.8円。東京都23区外、東村山・立川市など4.5円。千葉市 4.0円。などなど結構いい売り上げが見込まれている。

今回の体験は飽くまでも選挙がらみであり、お金など出しもしないしもらおうとも思わない。 
数にすればたかだか300枚であるが、今では自転車もバイクも持ち合わせがない身。歩くのみ。ひたすら歩く。田舎の300軒は範囲が広いですぞー…。犬は飼ってある、ポストの位置が分かりにくい。まったくポストが見あたらない家も数軒あった。

市営住宅など集合住宅があると一気にはかどる。ホッとする。また歩く。昼ご飯を挟んでかれこれ3時間あまり。 引き受けたアホさ加減を少し反省しながら、でも我が住む町のここにもこれほどの集落があるのか…という新しい発見も多くあった。 転んでも只では起きないどん欲さ……。

郵便や新聞配達のご苦労が身に沁みた。 犬の鎖は短めに。ポストの位置は出来るだけ道路の近く。古いポストは出来れば更新。 やってみなきゃ分からないことが世の中にはいっぱいある。

ある意味、面白い一日であった。 でも次に頼まれたらどうするか…? 300は少し多いかな…。

         ( 写真: ポスト型式色々 ) 
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「梅の見頃」

2009年02月12日 | 季節の移ろい・出来事
我が家のちっちゃな1本の梅の花を見ていたら、何故かしらいじましくなってきた。
天候もヨシ。クルマを飛ばして梅見へと洒落込んだ。
瀬戸内海に沿って南北に延びる国道188号線。45㎞走ったあたりに、ここら辺では有名な梅の名所がある。

山口県光市のほぼ中央に位置する。詳細は下記URL (http://www.city.hikari.yamaguchi.jp/kankou/kanmuri/syoukai.html)
菅原道真公ゆかりの、冠(かんむり)天満宮に隣接する、冠総合公園の一角を占める冠梅園。 
2月1日から梅祭りも行われている。

100種類に及ぶ梅の木がおよそ2000本。散策にはほどよい小高い山の斜面にびっしり植えられている。 水戸の偕楽園ほどではないにしても十分な見応えはある。 短歌・俳句同好会方々の作品がしたためられた短冊が梅の木に結ばれ、風に揺れるのもなかなかの風情がある。

斜面には幾重にも梅見遊歩道があり、今を盛りの梅の香に酔える。
一つ発見。このような斜面での梅見は、上から下を見下ろすに限る。 したから見上げると黒々とした幹や枝が目立って、花がみえにくい。せいぜい目線か、やや上から見下ろすのが最高である。 ここにも桜との違いが歴然とする。

梅にはウグイスが付きものであるが、さすがにウグイスはまだ姿を見せない。それに代わって、メジロは集団でやってくる。せわしげに、花から花へ木から木へと目まぐるしく動き回る。写真もロクロク撮らせてくれない。悪戦苦闘の末、ようやく数枚。

斜面の下ではお抹茶の席がしつらえてある。 真っ赤な毛氈を敷いた縁台に腰掛け、メジロの羽根の色と全く同系色のお抹茶、そして、淡いピンクの梅の花をあしらった和菓子に舌鼓を打つ。

悠久な時の流れに合わせられる今、世の中の動きと無縁に生きているわけではない。しかし、時にこようなスローライフが、明日への活力になるに違いない。

        ( 写真: 梅に遊ぶメジロ、全く同じ色のお抹茶をいただく )
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「ほころぶ」

2009年02月11日 | 季節の移ろい・出来事
梅はほころぶ、ツバキは開く、桜は咲くと言うそうな。
季節と共に人の目を楽しませる花が咲くのにも、色んな言い方でその風情を味合う……
日本人って、本当に繊細で、心憎いまでの奥行きの深い言葉遣いをする人種ではある。
それだけに、日本語を完全マスターする外国人にとっては厄介なことなのだろう。

我が家の小さな小さな庭に根付いた八重の白梅が、ここ2・3日の暖かさで一気にふくらみ、一輪、また一輪ほころびはじめた。

それこそ小さな鉢植えに、見事な八重白梅が、もぶれ付いて(枝が隠れるほど花がいっぱい付いて)いたのを、梅祭りで買ってきて地に降ろしたものである。
ちょうどその頃、母校の高校から依頼されて、卒業を控えた3年生に「同窓会への入会歓迎挨拶」をぶつことになった。

何か気の利いたことをしゃべらばければ…と肩に力が入る。 短かくて何かいい言葉は……と探すうちに、そうだ、と思いついた。「風雪に 耐えねば咲かぬ 梅の花」 と言われるように、今を盛りと咲いている梅の花も、あの厳しい寒さや木枯らしに耐えたからこそ……だから皆さんも……などと、立派げな、赤面するようなことを臆面もなくブチ上げたときもあったなー…と、この梅を見るたびに思い出す。

次にそのようなチャンスに恵まれたら、もっと優しく、もう一つ人生経験を織り込んだ話をしてみたい…などと勝手に思うが、なかなかチャンスに恵まれない。

立春から早1週間、季節は確実に動いている。春間近。何となく胸躍る心地。

     ( 写真: 一気にほころび始めた、我が家のちっちゃな梅の木 )
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「旅の終わりに…」

2009年02月09日 | 家族・孫話
節分を挟んだ4日間。 6歳児の体調を気遣い、インフルエンザ対策に万全を期しながら東京周遊を楽しんだ。 どれほどの感動を心に刻み、どれほどの豊かな思い出の引き出しを作ってくれたのか、将来を楽しみにしよう。

とてつもない人混みと、目に入るものの多くが目新しい驚きの連続で、4日目ともなるとお疲れもピーク。それでも、ありとあらゆる電車が集結する東京駅のホームは、新たな感動と興奮を呼び覚ます。停車している電車はもちろん、発車する電車は必ず見送って、お顔を拝見しなければならない。
家を出るときから握りしめていた、ちっちゃな新幹線を最後まで手放さなかった執念からも、超特急・特級・普通に限らず、電車に対する思い入れが窺える。 誰にも抑えられないパワーと集中力。

とにもかくにも、6歳を中心のジジ・ババ3人旅もどうやら無事終わった。
帰り着いた駅のホーム、迎えの母親めがけて猛突進、飛び上がって首に手を回し頬ずりする姿は所詮6歳。こちらまで、無事帰ったことを心底喜ばせてくれる。
第一声「母さん、あのねー富士山がきれいじゃったよ……」 ナヌー!!

行くときに雲がかかって見られなかった富士山が、帰りの車窓からその勇姿を見せた。行きも帰りも、窓ガラスにへばりつくように外を眺めた甲斐があっただけに、最後の感動が大きかったのだろう。 秘かに期待していた母親への報告第一声は、東京タワーでもなければ、10時間を過ごしたディズニーランドでもない。 この際、順位など関係ない、一つでも多くの感動が胸に刻まれればそれで十分……と思いつつ、目的は東京タワーだったよなー… 複雑。

小2の兄ちゃんの感想「ディズニーランドに行くんだったらオレも行きたかったのに…。東京タワーじゃけー行かんかった…。じいちゃん、今度オレを連れて行って……カー君はそのときはお留守番!」 と手厳しい。ジジ・ババの泣き所を押された。そして、4日間の弟のいない生活が淋しかったことを物語っている。 奮起一番、もう一度兄ちゃん連れて行くか……エライことになってきたぞー…。

旅行中の4日間、全てがカー君であり、じいちゃんの出番であったかの如きブログになったが、文面に出てこない陰の存在として、ばあちゃんの計り知れない献身的努力、ジジを遙かに超えたカー君への思い入れ、があったことを付け加えなければ不公平になりそうだ。

気持ちの切り替え、何かを吹っ切りたい思い。今回の旅行は新たな出発点となるだろう。

      ( 写真: 帰りの東京駅、色々な新幹線にご機嫌のカー君 )
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「こっかいぎじどー」

2009年02月08日 | 家族・孫話
連日の人混みと、カー君にとっては結構ハードスケジュールで、お疲れもピークに達したご様子。
それでもこの日は、「『あそう』さんがお仕事している、こっかいぎじどーを見たい…」と言う。
東京タワー展望台から探し当てた国会議事堂は、すぐ近くに感じられたのだろう。

東京メトロ国会議事堂前駅下車。階段上がって出たところはちょうど裏手。その頃から、気持ちとは裏腹に身体がだらしくなっていて、おんぶを迫る。仕方なし背負って表へまわり正門到着。
「特別警戒中」のいかめしい看板に、お巡りさんがあっちにもこっちにも。正門に着いたらコロッと元気になって、お巡りさんに丁重な挨拶。笑顔は返してくれるものの、中には入れてくれそうもない。
仕方なし、頑丈な門扉の奥にそびえる議事堂正面で記念にパチリ。

いよいよお疲れ最高潮。それでも東京駅で、東北・上越・東海道、各新幹線ホームに上がって新幹線のお顔を眺めるのには、時間の際限はない。無理もない、普段は見られない、ありとあらゆる車両が見られる。合体(機関車同志の連結)あり、二階建てあり……。2時間あまりで重い腰を上げ、ホテルに帰ろうと言い出す。
食事を済ませ部屋に帰るとゴロッと横に。たちまち大いびき。無理もない。

じいちゃんは、この日ばかりは単独行動の予定あり。14年前お世話になったマンション管理人さんとのお芝居見物。それも、来年3月で閉鎖解体となる東京歌舞伎座での「歌舞伎十八番の内、勧進帳」。二度とお目には掛かれないであろう歌舞伎座と、生まれて初めての本格的歌舞伎。

ここまでは実にかっこいい、絵に描いたような贅沢である。が、そこには裏も表もある取っておきのお話があったのだ。 実は、客足の伸び悩むこの時期の平日、四階席などには空席がある。
そこで、空席を埋めたい経営者の思惑と、忙しい人にも仕事帰りに歌舞伎に親しんでもらいたい・歌舞伎ファンを増やしたい…という役者さんの意向がピッタリ合って実現したのが、「一幕歌舞伎見物」。もちろん料金も格安。但し一幕限定予約無し。

テレビでしか見たことのない、長唄囃子連中居並ぶ広ーいステージで繰り広げられる本格的歌舞伎。弁慶:吉右衛門 義経:梅玉 富樫:菊五郎 その他蒼々たる顔ぶれ。四階だろうが一幕だろうが関係ない。兎に角一度は見たかった「勧進帳」1時間20分を堪能した。 ここでも洒落た時間を設定、粋な計らいの南浦和のおかあさんに感謝感激(観劇)の一幕である。

カー君の東京見物という主旨からはホンのちょっと外れたが、遠い過去に東京勤務があったじいちゃんへの、せめてものご褒美として銀座の夜景のプレゼントということにしておこう。
そんなこんな東京3日目。最高の19400歩。よく歩いた。じいちゃんも少しお疲れ。

      ( 写真: 『あそう』さんがお仕事する、こっかいぎじどーとカー君 )
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「ディズニーランド」

2009年02月07日 | 家族・孫話
天候が一番の気がかりだった東京二日目。東京ディズニーランド(TDL)行き。
日頃の行いのなせる業か、絶好の行楽日和に恵まれて、雨など全く気にせず喜び勇んで出かけた。
ヌカミソ夫婦と思っていたが、意外にそうでもないのかなー…などと咳払い一つ!

先ず驚くのは、東京駅での京葉線「舞浜行き」乗り場の遠いことといったら半端じゃない。こちら田舎だったら、先ず自転車か、どうかするとクルマで行くくらいの距離を感じる長さを、ぞろぞろ芋の子を洗うほどの人並みで流れていく。

迷子になったら大変……と、お母さんが作ってくれた「住所・氏名・じいちゃん、ばあちゃんの携帯番号を書いたお守り札」を首から提げてはいるものの、迷子になられたらこちらが生きた心地はしなくなる。ついついちっちゃな手を握りしめる。どうかすると駆け足でついてくることになる。 昨日のハイ・テンションのお疲れが、少なからず残っている様子。
そんなことは言っていられない。 何が何でも、早く入り口にたどり着かなければ…。
手荷物検査のゲートは、それこそごった返す大混雑。さんざん待たされて次は入場チケット購入。これまた長蛇の列。 早く中に入って走り回りたいカー君にとっては何とも苦痛な無駄な時間。 シニアパスポート5100円、カー君3900円。 これさえあれば、一日ゆっくり遊び回られる。行けども行けども果てることのない…と言った感じの広大な敷地。目が回るほどのアトラクション・レストラン・ショップ・イベントハウス…。

あらかじめの予備知識が間に合わないくらいに、急遽行くことになったTDL。たかをくくって行ってはみたものの、カー君でさえ人混みとだだっ広さに圧倒された様子。 やっとこさ、場内サービスのディズニーキャラクターを見つけてパチリ。 その後も行く先々で長蛇の列。 なんだかんだいいながら、ビッグサンダーマウンテンという、短めのジェットコースターに乗った。もう一回とアンコール。でもこればかりはじいちゃんは1度でたくさん。目先を変えてあれこれ乗りまくった。

午後になってついにカー君ダウン。暖かい陽差しを受けたベンチで、じいちゃん膝枕に約1時間の爆睡。
目覚めると同時に元気百倍。お腹は空くは、目の色は輝くは、再びあっちこっち……。午後3時半のパレード見物。見応えを感じて、そろそろ帰ろうかなというところへ、娘からのメール。夜の豪華パレードを見せてやってくれないか…と。

19時半からの夜のパレード。それはそれは見応えのある、きらびやかさは“これぞ、ディズニー、夢の世界の真骨頂” カー君の度肝を抜くほどの強烈な印象だったようだ。 結局10時間をTDLで過ごした。入園料に見合った、いやそれ以上の楽しみを味わった感じ。 圧倒され気味だったカー君より、ジジ・ババが喜んだようだ。

それにしても、この時期・この寒さ・しかもウイークデー……そんなこたー関係なく人が集まるものだ、それも平均年齢20~21歳くらいヤングが目立つ。声高・早口は先ず外国人グループ。全体の3分の1は外国人である。国際交流になったかどうかは別として、兎に角心休まる2日目を終えた。15970歩。初日よりやや少ない。 優雅な一日となった。

        ( 写真: キャラクター縫いぐるみに抱かれて緊張気味のカー君 )
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「念願の東京タワー」

2009年02月06日 | 家族・孫話
孫、6歳6ヶ月。夢に見た「東京タワー」 ついにゲット!!
2009年2月2日、午後0時13分。念願の東京駅に降り立った……孫もじいちゃんも大感激!。
何はともあれ、浜松町へ急ぐ。

目の覚める青空に突き刺さるような、赤と白の鋭い鉄塔が目を射る。 指をさす、「… …」言葉が出ない。
「あれが、カー君の見たかった東京タワーよ…」いきなり人混みの中を走り出す。ビジネス街はちょうどお昼時。ごった返す人の波を臆面もなくスキップする。

つないでもつないでも手を振りほどく。ついこちらも駆け足になる。おのぼりさん丸出し。
浄土宗大本山「芝 増上寺」の境内をさっさと通り抜け、真後ろにそびえるタワーの足下を目指す。
「じいちゃん、何も言わんとってね、ボクは上を見んけーね。足下に着いたら上を見るから……」と。まるで、いちばん美味しい部分を残しておいて、最後に美味しさを味合おうという、子供心がいじらしい。しばらく下を向いて歩く。やがて見上げるタワーの足下へ。警備員の人達にも気持ちよく挨拶。

そうなるともう自分のペース。写真などなかなか撮らせはしない。一目散に展望台へ。昔お世話になった方から贈られた、展望台チケットを有り難く活用。幸いお客が少なかったので、あっちこっち飛び回る。遠くに海が見えた時、初めて高さの実感が湧いてきた。次は富士山と国会議事堂を探す。議事堂はすぐ見つかった、富士山が見えない。すぐさま特別展望台へ。六本木ヒルズもお台場も東京ビッグサイトも一切お構いなし。富士山はやはり見えない。新幹線から見えなかったので、見せてやりたかったのにこれだけが、唯一残念。

あれほど華やかに並べてあるお土産などに目もくれない。それこそ、ちっちゃな金ピカのタワー模型を兄ちゃんとお揃いで買っただけ。兎に角東京タワー全体を肌で感じたらそれで十分。保護者大いに助かる。

3時間近くを過ごす。少し目先を変えたくなった様子を見て、浅草・上野と歩いてみる。大して興味なさそう。上野公園では、西郷さんの銅像前は格好の電車見学指定席、大はしゃぎ。
夕まぐれにホテルに帰ったら、あでやかなライトアップの東京タワーが目に飛び込む。再び一目散で駆け出す。東京タワー2次会を1時間あまり…。

朝6時50分最寄りの駅出発。午後からの行動で、16320歩。そのほとんどが東京タワーと電車のお顔見物に使われた。新幹線から見える景色も感動的だったのに違いない。お風呂から上がってもテンションは眠るまで下がらない初日だった。昼寝も一切しないで、目を見開く6歳に、こちらが感動をもらった。

        ( 写真: カー君が初めて目にする、東京タワー )
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