1月21日 3羽 たった1日だけの偵察飛来
2月24日 6~7羽 集団で飛来。昨年の巣に留まる
大変長らくお待たせ致しました。
我が家の春告げ鳥「アオサギ君」が集団で戻ってきた。
今年最初に飛来したのは1月21日。わずか3羽が恐る恐るやってきた。
その頃はあいにく、昨年営巣した森の麓でアパート建築が始まっていた。ちょうど棟上げ時期で、鼻を長~~~く伸ばしたクレーンが資材の積み卸しをしていた。
危険と感じたのか、わずか半日の現地視察を終え、さっさとどこかへ消えた。
それから1ヶ月。建設現場も外回りが終わり、内装工事に入ったようだ。
それを見越したように、今日の早朝、集団がやってきた。
昨年の巣のところに留まってはいるものの、巣の跡形はまるでなくなっている。
これから短期間で小枝を運びちゃんとねぐらを造る。そして産卵・抱卵・ひな育て・・・と続く。
まだ確たるカップルが成立していない個体も見られる。
朝早く、クワークワーと鳴き声をとどろかす。「オーッ!挨拶をしてくれている」
と思ったのだが、実際は、縄張り争いか恋のさや当てか、それとも昨年の巣の既得権争いか・・・。けたたましいバトルの様相であった。
いずれにしろ、建設工事で危険箇所というレッテルを貼って、今年は来ないのかと大いに心配したが、やっぱり吾輩の強い思いが通じたのか、ついに戻って来てくれた。
今年はさらに巣の数も増えそうだ。
向こう5ヶ月。巣作りから、成鳥飛翔まで、折に触れてアップして行こう。
辛抱強く、お付き合い下さい。 アオサギ一同になりかわりましてご挨拶。