「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ポール、デビュー!」

2013年11月07日 | 岩国検定

              

この日のために、というか、本格的ウオーキングに備えてあらかじめゲットしておいたトレッキングポール。
やっとデビューの日がやってきた。
おとなり玖珂町で催された「玖珂まちふるさと歴史散歩」に、ポールを引っ提げて参加した。
早い話が、こういった歴史探訪ウオーキングなるものへの参加は初めての体験と言っていい。
これも、言ってみれば、岩国検定というご当地検定の実行委員という立場を、ちょっとだけ裏付けしておこうという、軽いノリの表れでもある。結果的には、参加してみてやはりよかったということ。

                                

「金峯院(きんぽういん)」や「宝嶺寺(ほうれいじ)」をたずね、17年に1度御開帳される秘仏の「薬師如来坐像」を、今日に限って特別開帳による拝顔をさせて頂くという有難いプレゼントも頂いた。
途中にある弥生時代の遺跡を遠望しながら、市の文化財専門員の解説を有難く拝聴。

「一つの集落が出来上がるためには、どれほど多くの人の活動やご苦労があったことか、戦いもあったろう、悲惨な目にも遭ったろう。そのような生々しい人間の歴史の上に、今こうして人々が豊かに生きていられる・・・」と、指差す先にあるこんもりした小高い森が、この地を支配した高家の「前方後円墳」であろうと思う。などというお話にも説得力を感じた。

これらの全てが岩国検定に反映されるかというと、それはこれからの課題となるが、やはり出来るだけ多くの場所へ足を運び、ほのかに残る歴史の匂いを感じたり、遠い祖先の動きや思惑に触れることは無駄にはならないことを改めて思い知る。

今日は立冬。冬の初め。
寒さに向かう中で、何かと理由を付けて出来るだけ多くのウオーキングチャンスを作って行きたい。
そこで胸を張り、背筋を伸ばし、多くの酸素を取り入れ、風邪の引きにくい丈夫な体を作りたいものだ。
トレッキングポールも、小ぶりなリュックも、そのための投資なのだから。

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「衝動買い」

2013年11月04日 | 趣味・・エッセイ

            

またまた悪い癖が出てしまった。
ある量販店で、以前から目に留まっていた新鋭のデジタル一眼レフカメラ。
パソコンでも色々価格調査。性能チェック。

というふうに、慎重に慎重に思いを巡らせたのだから、「衝動買い」には当たらないのかもしれないが、結局は、顧客アドバイザーを名乗る店員さんの電卓を叩く数字と、トータル価格になんとなく納得して買ってしまった。
買って帰ってからカレンダーを見たら今日は大安吉日。オー偶然ながらいい日に当たったのか。などと勝手にご満悦。

昨日まで使ってきたデジイチは、今回の購入品と同じメーカー、同じ機種の5代前に当たる、言ってみれば出始めの機種。
改良したり、ちょっと性能アップして、品番や型番を替え、新たに売り出すメーカーの巧みな商戦に乗っかって、ついつい新製品=高性能・・・と思い込んで手を出してしまう。
メーカーの言うグレードアップにも当たり外れのある時代。それも承知の上で、当たりであることを願って購入するわけである。

そうはいっても、写真やカメラ技術では大師匠と仰ぐ友に、こちらの意向を伝え、アドバイスを得たうえでの購入という、一応は手順というものを踏まえてはいるのだ。
前の機種購入から4年余りしかたっていないではないか・・・と、人に言われるまでもなく自分でもそう思う。
買い替えはちょっと早くない?という声が背中に刺さる、が、今の世の中、半年おきに新製品が出るというスピード時代。
バッカだよな~、メーカーの宣伝文句に乗っかってまたやっちゃったよ・・・と思いながら結局は、まっいっか~と自分で納得する。

吾輩の場合、単なるカメラ道楽に非ず。たとえスズメの涙ほどでも、カメラ代金の足しになる道筋があるのだ・・・。
このちょっとした安心感があるがゆえに、やっぱり衝動買いをするのかな~。 それでも今後の写真の出来栄えには乞うご期待!今までよりは少しは鮮明に・・・なるのかな?腕はともかく、カメラは新しくなったのだ。 

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「紅葉を求めて」

2013年11月03日 | 旅行・レジャー


    蒜山~大山スカイライン。「鍵掛峠」から大山を望む紅葉の絶景

どちらかというと味噌桶に近い引っ込み思?の吾輩?。
虫干しならぬ秋の天日干しにも似たバスツアーの遠出。お天気が気にかかる。ところがどうだ!日頃の行いが天に通じたのか、昨日は最高お天気に恵まれた。行く先々では上着はバスに置いたまま身軽に行動できる小春日和。
エッ?日頃の行いの良さは、アンタじゃないって・・・??そうかな~~。

朝7時10分。予定通り大型バスのお迎えに乗り込み、一路蒜山高原目指してスタート。
11時過ぎ、目的地到着。「マッタケ栗おこわ・鴨鍋膳」で早めの昼食。

蒜山高原は、岡山県の真庭市北部の蒜山地方に位置する高原で、標高500mから600m程度の高原地帯。
西日本を代表するリゾート地の一つと言われているようだ。
関西や中国地区の軽井沢とも呼ばれるている、と宣伝されている。

また、日本最大のジャージー牛の牧場などもあっちこっちにあって、ソフトクリームなど乳製品は、北海道を思わせる素材の良さを実感させられる食べ物、みやげ物が多くあった。
週末やシーズンには京阪神・中国地方・四国地方からの観光客で賑わうとも言われている。
この一帯は1936年に大山国立公園、現在の大山隠岐国立公園に指定されているいいところである。

そこから、蒜山・大山スカイラインを通って鳥取県へ。目指す大山のふもとへひた走る。
昔の馬方さんたちが、山陰から山陽への荷物運搬の峠越えで、馬をつないで一休みしたという「鍵掛峠」。
ここからの大山を望む紅葉の絶景が今回の目玉。
絶好の秋日和に恵まれて、見事な錦織なす紅葉を堪能することができた。

              
                    大山山麓に広がる「大山まきば、みるくの里」から望む、伯耆富士

日本列島各地に存在するご当地富士。
ここ、大山山麓に広がる「大山まきば、みるくの里」から眺める大山は、まさに富士のお山そのものであった。
伯耆富士と呼ばれるにふさわしい山容は、紅葉に彩られ「行ってよかった」と思わせる光景であった。

いよいよ深まる秋。
このブログを書き終えたとき、2013年日本プロ野球の覇者が決まった。
その名は「東北楽天イーグルス」。おめでとう、マー君、田中将大!そして星野仙一監督!!

 

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「馬も四足、鹿も四足」

2013年11月01日 | つれづれ噺

            
                     人間も4本足で歩く、トレッキングポール

何かにつけて、先ずは服装や所作、言ってみれば「カッコウ」から入る吾輩!
長距離ウオーキングに備えて、トレッキングポールなるものをゲットした。
「な~~んだ、杖か・・・」などと、決してお笑い召さるな!ウオーキングやトレッキングの、今やトレンディな常識的スタイルになりつつある、健康グッズなのである、のですぞ~。

先日参加した、あるウオーキング集会で、初体験となるトレッキングポールを貸与された。
長丁場を歩くのには、なんだか荷物のなりそうだし、最終的には邪魔になりはしないか心配した。
その日は、地元ながら普段は歩くことのない起伏のある山道を12km弱のコースであった。

最初の上り坂から、この両手に持つポールが邪魔などころか、体重移動がスムースで非常に楽に前に進めることが分かった。
こりゃいける!!というのが第一印象。その後は2時間45分の行程中、トイレ休憩以外は手から離さなかった。
前かがみになりがちな上り勾配も、両手のポールの力を借りて胸を張るようになる。酸素吸入量が多くなる。もちろん下り坂もすっかりポール頼り。お蔭で、弱い左膝が、軽い悲鳴を上げた程度で完歩できた。

「馬も四つ足、鹿も四つ足・・・」と言われたのは、あの源義経率いる源氏の軍勢が「ひよどり越え」と呼ばれる急峻な山坂を、馬とともに転げ落ちるように逆落としして平氏の陣を急襲。この敗戦によって平氏は滅亡へと大きく進むことになる。それほどの歴史に残る戦いの跡を、一の谷の合戦場として今も語り継がれている。

そのひよどり越えを逆落としするときの義経の号令一閃が「馬も四つ足、鹿も四つ足、鹿に越えられる谷を馬が越えられぬわけがない」と、叱咤激励して勝利へと導いた・・・。と、講釈師見てきたような・・・ ・・・

ことほど左様に、二本足では難しい急峻な山道でも、4本足なら何とかこなせることもあるという一つの教えが、ふと頭に浮かんだ。
それが、このトレッキングポールゲット。つまり、両手で二本のポールを操れば4本足になる。
膝に不安を持つ身でも、四つ足なら長丁場もクリアー出来るのではないか・・・と安直ながら考えた次第。

世間でいいと言われているものを、取り敢えず試してみる。これぞ野次馬根性の真骨頂。馬も四つ足、鹿も四つ足。
霜月、11月の始まり。食欲の秋を満喫し過ぎた感のある身体。寒さに向かう今、絞り込む月間にする、かな。

 

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