TVに映し出されると
出来るだけ気丈に!うつむき加減と決別!などと思ってはみるものの。
降り続く雨は、警報であったり注意報であったり。ときに避難勧告であったりする。コロナ感染拡大は連日不気味な数値を報じている。なんとはなしに気鬱になるのも無理からぬこの季節。
作ろうとして出来るものではない面白い形をしたキューリさん。オロギにへばりついて、頭の先からお尻までしっかり寄り添う姿をモデルにしたスナップを、NHKローカルニュース番組に投稿してみた。名づけて「仲良し?」。
コメントは、「ピッタリ寄り添う親子?兄弟姉妹?それとも恋人同士?年月を重ねた夫婦道?」さて写真採用の決め手となったのは、いったいなんじゃろう。今夕6時50分、オンエアーされた。少し気持ちが明るくなった。
やってみるものではある。放送が終わると同時に固定電話は鳴る。携帯は震える。これまでにない多くの反響を頂いて、晴耕雨読などと気取ってやっている畑作りに、もう少し熱を入れようか?と思ってみる。が、所詮思ってみるだけのこと。これ以上畑に注ぐ時間もないし情熱もないな~。
こうやってちょっと褒められたり、孫達が喜ぶ歓声を上げるときだけ、少し神妙に「畑作りっていいもんだねー」などと鼻を鳴らす。
雨とコロナのダブルパンチに負けないためには、今できることを。疎遠になっているチャレンジを。ヘタの横好きで結構、何かに手を出してみるのが気分転換には効果的だ。生きているんだもの。