「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「こんなことも・・・」

2020年07月13日 | 趣味・・エッセイ

         
               TVに映し出されると

出来るだけ気丈に!うつむき加減と決別!などと思ってはみるものの。
降り続く雨は、警報であったり注意報であったり。ときに避難勧告であったりする。コロナ感染拡大は連日不気味な数値を報じている。なんとはなしに気鬱になるのも無理からぬこの季節。

作ろうとして出来るものではない面白い形をしたキューリさん。オロギにへばりついて、頭の先からお尻までしっかり寄り添う姿をモデルにしたスナップを、NHKローカルニュース番組に投稿してみた。名づけて「仲良し?」。
コメントは、「ピッタリ寄り添う親子?兄弟姉妹?それとも恋人同士?年月を重ねた夫婦道?」さて写真採用の決め手となったのは、いったいなんじゃろう。今夕6時50分、オンエアーされた。少し気持ちが明るくなった。

やってみるものではある。放送が終わると同時に固定電話は鳴る。携帯は震える。これまでにない多くの反響を頂いて、晴耕雨読などと気取ってやっている畑作りに、もう少し熱を入れようか?と思ってみる。が、所詮思ってみるだけのこと。これ以上畑に注ぐ時間もないし情熱もないな~。
こうやってちょっと褒められたり、孫達が喜ぶ歓声を上げるときだけ、少し神妙に「畑作りっていいもんだねー」などと鼻を鳴らす。

雨とコロナのダブルパンチに負けないためには、今できることを。疎遠になっているチャレンジを。ヘタの横好きで結構、何かに手を出してみるのが気分転換には効果的だ。生きているんだもの。

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「待ちわびたこの日」

2020年07月12日 | スポーツ・観戦

       
         監督やコーチ・応援団はマスクを付けて、少年ソフトボール大会

新型コロナウイルス感染拡大防止策として、全ての面で自粛や活動制限という不自由の生活の中で、ひっそり息をひそめて暮らしてきた。緊急事態宣言も解除され、経済活動も動きを取り戻しつつある昨今。東京・大阪など大都市圏では、緊急事態宣言以前よりもっと厳しい感染拡大の数値が示されている。

感染者が増え続ける数値の割りには、感染者拡大の恐怖が少しマヒしてしまったのか、それとも、人間らしい暮らしを求める勢いが感染恐怖を押しのけてしまっているのか。自粛要請も、感染対策も少しずつ緩んできている現実を多く目にしている。その一例が、プロ野球の観客導入が7月10日から始まった。そのほかにも世の中全体の動きが「コロナに打ちひしがれてばかりはいられない」といった風潮に変化しつつあるのを肌で感じる。
これでええんじゃろうか、と思いながらも、自然の流れに身を任せている。ただ、コロナ感染に対しては敏感に対策行動をとっているのも確かである。

孫君の所属する少年ソフトボールチームの練習が先日から始まっていた。それは、近郊24チームを集めて今日行われる、久しぶりの大会に出場するためであった。こんなに多く集まる野球少年を、自粛で押さえつけるのが是か非か、と言う議論もあるが、実際にはコロナ対策で自粛最優先。それで数ヶ月を休んできた。

ポツン・ポツンまばらな雨の中、久しぶりにグラウンドを駆け巡る嬉々とした子ども達の姿には、ついつい声援を送ることになる。内心では「ここにコロナ菌がいなければいいが」と祈りつつ」。
こういった大会を主催する側の苦悩も見える。しかし、いつまでたっても公式な許可が出されるわけではないのなら、誰かがどこかで、何らかの大義名分を打ち立てて実行に移すしかない。

野球少年はもとより、指導する人、保護者ら全てにとって「待ちわびたこの日」なのである。
試合前後のケアーを施し、何事もなく明日という日を迎えられるのを期待するしかない。

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「スポーツと薬物」

2020年07月10日 | つれづれ噺

                 
             救援が成功したときの、この笑顔。ロッテのジャクソン

プロ野球の数ある球団の中でも、比較的厳しい選手管理、倫理管理を貫いて来ており、これまで不祥事の少ないチームであったはずの広島東洋カープ。ここにきて、その伝統が崩れつつある。
昨年は、カープアカデミー・ドミニカ共和国出身のバティスタ選手が、カープ支配下の現役選手としてドーピング陽性反応と診断された。
当然ながら今年から選手としての契約はないまま、選手生命を終えたかに見えたが、その後ブラジルでのプロ野球選手として再出発したという情報もある。

そしてこの度は、現在はカープの支配下選手ではないが、かつてのカープが2016・17・18のリーグ3連覇を成し遂げたときのセットアッパーであったジャクソン投手が、「大麻所持発覚・逮捕」というショッキングなニュースに触れた。
現在はロッテの支配下にあり、セーブポイントを上げて、さてこれからパリーグで活躍か、と期待された直後の逮捕劇である。

惜しいなーと思う。実に惜しい。並みいる選手の中で第一線で活躍できる実績を積み上げてきて、収入も当然我々の想像を超える額を得ていたはずである。それが、諸悪の根源ともいえる違反薬物の使用や麻薬の所持によって、過去の名声も今後の活躍も、全てを失うことになった。

来る日も来る日も、ぎりぎりの勝負の世界に立っているわけだから、精神的にきついであろうことは想像できる。では、彼以外の選手はどうなの?。麻薬や違反活性剤などに頼らず、まっとうに闘っている人たちの集団ではないか。そんな中のたったひと握り、1人か2人による現実逃避行動によって、本人はもとより、所属球団に多大な迷惑をかけ、そして家族の生活まで放り出すのである。
自らの気持ちの奥底をコントロールできない人に、コントロールが最重要である野球選手になる資格はない、と、厳しいけど言わざるを得ない。

小5の孫君が、3歳になるころからジジの手で鍛え上げた成果?を発揮しながら、コロナの影響で練習不足の中でも、はつらつプレーを見せてくれる。
「バカの一つ覚え」のように、彼はプロ野球の選手になれるかも……などと勝手な夢を膨らますジジ。その期待が彼のプレッシャーになるかもしれないことを、ようやくこのごろ自覚するようになった。
プロ野球選手を目指すのもいいが、それより、ボールを追い、バットを振ることが楽しくてたまらない野球少年でいてほしい、と思うように少し変化してきた。

彼の年齢が上がるとともに、周囲の技量も競争率も上がってくる。その厳しい競争に負けないためには、人一倍の努力が要る。そんな現実がジジのこの目に確かな形で見え始めた、ということか。今は順風満帆の彼だって、いつか挫折を感じたり、嫌気がさすときが来るかもしれない。自分の気持ちを楽にする何かを頼りたくなるときがくるだろう。そんなとき、「必死な声援を送るジジ」ではなく、「柔和に優しく微笑んで見守ってやれるジジ」であることが、彼の本当の応援団長と言えるのかも、という思い直しである。

ただ、今の年令のうちに、「プレッシャーに負けて不法な逃げ道に走らないこと」だけは、優しく丁寧に教えていけたらいいね。ジジの言うことを、いつまで聞く耳もつのやら。

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「健康体あってこそ」

2020年07月07日 | ニュース・世相

                

1年に1日だけ、天の川を渡っての逢瀬を許される、織姫と彦星さん。
今日は七夕で、本来ならきれいな星空が広がるはずであった。ところが、星空どころか、日本列島至る所、河川氾濫による水害、土砂災害などによる心配で、夜を迎えるのが空恐ろしい7月7日ではある。

7月4日から降り始めた雨は、衰えることを知らず、九州一円を、四国を、中国地方を恐怖のどん底に突き落とし、尚且つ関西・関東・東北まで、その爪を伸ばして被害をもたらそうとしている。
コロナ禍第二波の蔓延防止に躍起な政府首脳陣に襲い掛かる、さらなる試練ともいえる今回の大惨事。
如何に素早く、如何に効果的に、如何に被害を最小限に食い止めるか。先ずは実体把握に努めている様子がうかがえる政府のお歴々である。

そこには、目に見えるようで、実際には目に見えにくい甚大な被害の実態がある。それを掴むのに、大変な労力が要ることが見て取れる。
最高指揮官である安倍総理の、緊急対策会議での様子を見ていると、少し心労が重なり過ぎているのではないか、少しお疲れなのでは、と気にかかる。頬がこけて精気が乏しいように見受けた。

色々と取りざたされる首相であるこは百も承知している。しかし、今、目の前に起きている自然災害に対する救済措置を「直接指揮・監督・指導」する立場にあることには疑いない。ならばなおさらのこと、自らの体調管理に配慮し、万全の健康体でタクトを振ることこそ真のリーダーシップ発揮である。

出来るなら、結果論としてあーだこーだと揚げ足を取られないような、万全な対応策を講じて、被災者の救済をいっときも早く実現して欲しいと願っている。顔色の悪さも少し気がかりだが、今はそんなことを言ってもいられない。兎に角、万全な体調を整え、万全な判断力をもって、確かな内容の素早い対応をお願いしたい。今までやってきたし、出来るのだから。

コロナ感染者数が世界2位という国の大統領が、コロナ感染が疑われ、38度の熱が出ているのに「単なる風邪」と、マスクもせずに公務をするほど、異常な元気の見せびらかしは要らないが。

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「線状降水帯」

2020年07月06日 | ニュース・世相

             
             2年前の西日本豪雨の雨雲移動

広島県や岡山県を襲った、西日本豪雨から、丸2年が経過した。
平成30年6月終わりから7月始めにかけて中国地方を襲った、未曽有の豪雨災害である。死者は200人超の大惨事となった。
あれから2年を経た、同じ時期の7月始め、今度は九州全域そして四国、山口県など広範囲に線状降水帯と呼ばれる、集中豪雨の積乱雲が次々に流れ込み、すでに熊本県を中心に、河川氾濫による大惨事を引き起こしている。

小生幼少のみぎりは、夏休み前の6月7月の雨は、梅雨特有のじめじめ長雨は毎年経験したように記憶している。
しかし、現代のように、避難だ警戒水位だ河川氾濫危険性だ、などという切羽詰まった情報は、もう2・3か月先の秋の台風シーズンであったような気がする。6月7月の雨は、大雨だとは言ってももっと優しかったし、この雨を乗り越えたら夏休みがやってくる、という楽しみがあった。

ところがどうだ、今は「線状降水帯」なるものが発生した地域は、たちまちの土砂災害、河川氾濫、家屋流失などという直接的大災害に見舞われる。
厄介なこの線状降水帯とはいったい何者ぞ。
「次々と発生する発達した積乱雲が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50〜300 km程度、幅20〜50 km程度の強い降水をともなう雨域」のことを言うのである。要するに気象庁が天気予報で用いる、予報用語の一つである。

難しいことはよくわからないが、過去数年の集中豪雨による各地の被害状況を総合的に検証し、得られた知見によってこの名前がつけられたようだ。
それはそれとして、こうして得られた知見や過去の災害事例をもとに、線状降水帯現象を起こさせない、起きないようにさせる、というところまで手が届かないところに、もどかしさを覚える。しかし、これこそお天道様相手であり、今のところ人知で雨を降らせたり止ませたりすることはできない。
台風の通り道を人工的に移動させることができないのと同じことなのであろう。

それでなくても、第2波の襲来を思わせるコロナ禍の中で、一瞬にして財産も命までも奪いかねない集中豪雨にはなんとしてもご遠慮願いたいものだ。
避難準備「高齢者等避難開始・避難勧告・避難指示、の言葉の判断は色々あるかもしれないが、命あってこその人生。早めに安全確保の方策を選ぶことが、ある意味では、目に見えないコロナウイルスと闘うのとは違う、我が身を守る最善の道であることを、改めて心したいものである。

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「ご苦労さん」

2020年07月04日 | 晴耕雨読

                                                 
                  親子か、 兄弟か、 それとも……

この週末はお父さんの勤務の都合で姫孫さんたちの里帰り。公園ブランコ、お散歩などに追われる。
中でも、今を盛りの畑に出て野菜を収穫するのが楽しくてならない様子。
真っ赤に熟れたトマトは、今日という日のためにもがずに残しておいたのだ。「じいちゃん、あそこにもここにも」と真っ赤なトマトを指さす。

キューリはと言えば、どんなに苦労しても人工的には出来ないであろう奇妙な形をした、珍しい双子キューリが生っていた。黄色い歓声が飛び交う。私としては双子だと単純に思ったがさにあらず。
親が子どもを抱いて寝かし付けている姿にも見える。兄弟・姉妹がふざけ合って絡んで遊んでいるようでもある。ちょっと飛躍させると、ひょっとしたらこれは・・・・・・淫らな想像をするが口には出さない。

図らずもこういった奇形な生り物が収穫出来るのは楽しい限りである。そういえば昨年は、スイカのそばに植えたキューリのオロギにスイカが巻き付いて、キューリの葉の中にスイカが実ったこともあったな~。今回のキューリもフツーに長く伸びていれば、なんの苦労もなかったろうに、この形になるまでには相当のご苦労があったに違いない。取るに足らぬ想像をしてみる。

などと、孫の歓声を聞きながら呑気なことを言っていられるのは、実に有り難いことだと改めて思わされる。昨夜から今日に掛けて降り続いた豪雨は、熊本県の球磨川を氾濫させ、その流域に取り返しのつかないほどの大災害をもたらした。

一昨年の中国地方を襲った土砂災害では、頭に浮かんだ同級生数人にお見舞いの電話を掛けた。岡山県真備町の同級生は、まともに大水害に遭った苦労話を話してくれた。今回の熊本豪雨は、只一人熊本市内に住んでいる同級生がいる。災害の大きかった八代市や人吉市とは少し離れているので大丈夫とは思うが、少し時間をおいて様子を尋ねてみよう。

全く感染者数が減らないコロナ禍の上にこの豪雨被害。言いようのないお気の毒なことである。なんとか、なんとか生き延びて欲しいし、立ち直りのきっかけを見つけて欲しい、と願うばかりである。

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「コロナ感染対策おさらい」

2020年07月03日 | ニュース・世相

東京都新たに124人感染確認
2日連続で100人超!!

 

どうすりゃいいのよ思案橋! この数値、なんと緊急事態宣言下の5月2日以来の、大量発生数値を示す、怖い怖い数値である。
ソーシャルディスタンスを忘れ、ここ数ヶ月続いた「自粛鬱憤」を一挙に晴らそうとばかりに、濃密・濃厚接触を求める、若い男女の行動が感染源の多くを占めるという実態が気に掛かる。

ここ岩国には、全日空の飛行機便で直接東京都と結ばれる「岩国錦帯橋空港」がある。
まさに、出張・社用・観光など、一直線で結ばれる岩国と東京である。東京が限りなくゼロに近づかなければ、直結する地方都市はオチオチ夜も眠れない。
知らぬ間にコロナ感染、などとなったらどうすりゃいいの、どう立ち直りゃいいの。小池さん!!

オッと、小池さんばかりではなく政府挙げて、今一度考えを改める時期ではないのかな。
緊急事態宣言の再発例をどう思うか聞いた最新アンケートでは、80数%が「再発例すべき」と答えている。一旦緩んだ警戒心はなかなか元には戻せない。最初の緊急事態宣言発令の緊張感を持ったレベルまで対応精度を上げるには、3倍のエネルギーを要するのが、普通の相場である。

ここでひとつ、コロナ対策専門家会議『新しい生活様式』の実践例をおさらいしておこう。
 買い物 ・通販も利用する ・1人または少人数で空いた時間に ・電子決済を利用する
     ・計画を立てて素早く ・展示品への接触は控えめに ・レジに並ぶときは前後をあける

 食 事 ・持ち帰りやデリバリーも利用する ・屋外空間で気持ちよく ・おしゃべりは控えめに
     ・大皿は避けて、料理は個々に ・対面ではなく横並びに ・お酌や回し飲みは避ける

 娯楽・スポーツ等 ・公園は空いた時間、場所を選ぶ ・筋トレやヨガは自宅で動画活用
     ・ジョギングは少人数で ・すれ違うときは距離をとる ・予約制を利用してゆったりと
     ・狭い部屋での長居は避ける ・歌や応援は距離をとるかオンラインで

 公共交通機関の利用 ・会話は控えめに ・混んでいる時間帯は避ける ・徒歩や自転車も併用する

これらが全て守れたらコロナ感染は無し、と言うわけでは決してないが、基本線の最低ラインとしてこのような心がけをすることで、最低限自分で自分を守ることになる、というお話し。
突き詰めれば、さらに今しばらく、『お家お籠もり、全てに自粛』が大切な要素なのだろう。

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「どうしたの、カープさん」

2020年07月02日 | カープ一喜一憂

               
プロ野球で言う「クローザー」とは、いったい何を持って言うのか。
カーッと頭に血を上らせながら広辞苑を開いてみた。『野球で、試合の締めくくりに登板する投手』と書いてある。「試合の流れを壊さずに、味方を勝利に導く」とまでは書いてない。
「マウンドに上がると同時にヒットを打たれたり、フォアボールで自滅して、一人のアウトも取れず、ノーアウト満塁のピンチを作り、4人目のバッターにサヨナラヒットを打たれたり、満塁ホームランを打たれて負け投手になる人」などとは、何処を探しても書かれていない。

ところが、おらがカープのクローザーは、文字通り、出てくるといきなりピンチを作り、一死も取れないままサヨナラ負けをする。たったの11試合消化した中で4試合に登板した。そのうちの2試合で、そんな無様を見せられる。それも、開幕戦横浜との第3戦目をコピーしたように、全く手も足も出ないやられ方を再現してくれる。

今年から監督に座ったのは、カープ球団史上でも珍しい、歴代二人目となる投手出身の監督、佐々岡さん。
投手出身だけに投手力の把握は得意なのだろうと期待した。その期待が外れたとは今の段階では言わないが、問題はこれからどう立て直すのか、どのように投手スタッフを編成するのか。注目したい。
力のある人、それなりの人を、なんとかやり繰りして立て直さないと、昨年4位のリベンジなど及びも付かない話になる。

確かに抑え投手、クローザーや中継ぎ、セットアッパーなど、先発投手以外の役割は大変なプレッシャーと闘うことになる。毎試合、いつ登板指名が来るか分からない状態の中で、肩を作り緊急登板に備えなきゃならない。その点、先発は1試合投げたら5日も6日も休める。だったら皆が先発投手になれるか、そうは行かない。実力の微妙な差によって色分けされる。役割はそれぞれ異なる。

クローザーがコテンパンにやられた敗戦は、惨めで腹立たしくて寝付きが悪い。口惜しさが夜中の夢枕に立つこともある。そんなときふと、我が人生を思うことがある。自分は、先発・中継ぎ・セットアッパー・クローザー・芽が出ないままのブルペン投手投手。さてどっちだったろうかと。
あれこれ考えた挙げ句、結局は大きな声では何も言わず、自分史でも作ったときに密かに正直に思いを書き込むのだろうか。それぞれの役割に栄光も挫折も付いて回るということも心得ているつもりではある。

自分のことはさておいて、カープさんには、一日も早い投手起用の人選とパターンを確立してもらって、これから始まる本格的ペナントレースで輝いて欲しいものである。
たとえ負けてもやっぱり、ガンバレカープ!勝て勝てカープ!大事な我らのカープ!!なのである。

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「文月ついたち、半夏生」

2020年07月01日 | 季節の移ろい・出来事

             
              現物をあまり見ない半夏生。(ネットより拝借)

コロナ禍にさいなまれ、思い通りの行動や活動を極端なまでに制御された今年の春。
やがて初夏を迎える季節になっても、コロナコロナは収まることを知らず、ついに今年の前半を終え、後半のスタートという節目を迎えても、感染症の不気味さは消えそうにはない。そんな中で迎えた「文月ついたち」。令和2年運勢暦のその欄には「半夏生」と記されている。

今さら言うまでもないことだと思いながら、「なんで7月ついたちを半夏生っていうの?」と、チコちゃん流に意地悪く聞かれた時の参考までに。
答えが出て解決した後に「諸説あります」とテロップが流されるように、迷信やら何かがごっちゃになって、確かに色々言われているようだ。
もっとも一般的なのが、半夏という薬草が生えるころ。カタシログサともいうハンゲショウの草の葉が、名前の通り半分白くなる。つまり半分お化粧しているように見えることから、半夏生と呼ばれるのだそうな。
それにしても、自然の中で育つ草の葉が、半分白くなっているのを見て「半分化粧をしているようだ」と見抜く古人の粋は「なかなかやるね~」である。

そして半夏、つまり7月1日までには大方の百姓仕事を片付けて、ゆっくりしなさい。泥落としを済ませておきなさい、という知先人の知恵のようでもある。このころになると大雨が降って、農作業なども半分で切り上げるようになる。さらには半夏の雨には毒がある、などという厳しさもある。
確かに、梅雨の上がり際には各地に大雨をもたらすことが多い。「集中豪雨」「ゲリラ豪雨」などと呼ばれる、短時間大量大雨はくわばら、クワバラである。

いよいよ今日から今年の後半スタートと言われても、前半の多くが消化不良ややり残し感が強いので、今イチその覚悟らしいものも出てこないねー。
いわゆる、ダラダラ~っと月日が過ぎ去った。メリハリに欠けるまま迎えた後半スタートだね~。
などとグズグズ言っても始まらない。オッと、後半は今日からもう始まったのだ。また一つ気合を入れ替えて、わが身を守りながら新たなファイトを!
大きな声では言いにくいので、ちっちゃな声で、ファイト!オ~~!!

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