「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「二学期の課題」

2023年09月16日 | 地域活動

 
    定刻に集合、揃いの防犯パトロールベストを身に付けて         懐中電灯頼りに暗い夜道を約1時間パトロール

児童生徒の自殺現象が顕著になると言われるのが夏休み明けの二学期、つまりこの季節の課題である。
二学期開始から約二週間を過ごした。それぞれの地域における現状はどうなんだろう、気に 掛かるところではある。
男の孫3人の成長を身近に見て来た私の体験では、時にやかましくも云い、時に褒め上げ、一緒に喜び一緒に悲しみ地団駄踏んできた。幸いなことに厳しい不幸な場面に出会うことなく今に至っている。

地域活動の一つの柱としても取り上げている青少年健全育成活動。その一環としてあらかじめ日時とコースを大よそ決めて、地域の防犯パトロールを実施している。どれほどの効果があるのか、正直なところ疑問ではある。とかなんとか言いながらも、こういった活動は行動することに意義がある場合が多い。私たちもその胸算用はある。

かつてバブル絶頂の頃には、こんな片田舎の小さな路地にもスナック喫茶が点在していた。少し道を間違えかけた生徒が人目を憚る格好の隠れ家として使う場面も見て来た。高校生による海岸線や波止場での悪ふざけなども頻繁であった時代も経験している。そんな時代が移り生徒気質もわりとお利口な方向に変化したと思う。だから何もしなくていいかと言われると疑問は残る。

何事もないうちに地域全体の目でそれとなく監視して、不穏な小さな芽を早めに摘み取り安穏を維持する行動は必要である。その昔は学校のPTAが中心の活動であったが、わけあって現在では我々高齢者が中心の福祉協議会が音頭を取っている。それでも、この防犯パトロールに関しては地域の若いお父さんお母さんの参加が活発である。全国各地でこんなささやかな活動を続けることで、自死者を一人でも少なくできるとすればまんざら捨てたものでもない気がするのだが。

           
            パトロール途中、JR駅にも立ち寄り昇降客との小さな交流もある

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「闘いのゴングが!」

2023年09月14日 | 健康イチバン!

                  

ひょっとしたら自分にはこの闘いには縁がないのでは・・・などと割とノー天気で今日まで生きて来た。実際はそう甘くはなかった。
いよいよリングに上がってファイティングポーズをとる羽目になった。ゴングが打ち鳴らされようとしている。今はまだゴングは聞こえてこない。

定期健康診断のつもりの軽い気持ちで受けたPSAの数値が異常に高かった。血液検査で症状が掴めるという気軽さなのに、気持ち的にはさほど重きを置いてこなかった。ただただ「自分は大丈夫!」という根拠のない自惚れがあった。これは大きな間違いだったのかもしれない。精密検査の結果「これは間違いなく前立腺〇〇です」と断を下された。

向こう10日のうちに2度の精査をする。一つは他の部位に転移していないか。今一つは骨格の内部に浸透していないか。この2点がOKなら1点集中の最適な治療法を模索する。二つのいずれかまたは二つ共に異常があればそれ相応の治療方法になる。ということで、取り敢えずは2度の精査を待たなければ、最適な治療方法が見えてこない、ということらしい。正直なところ気分は重い。それでも手をこまねいてはいられない。できるところまでは抵抗してみたい。

本来ならこういったことは、他人にひけらかすことなく、自分の心のありようを一人静かに噛みしめながら、密かな闘病日誌にでも記すところであろう。が、今までの調子よく生きてきた自分を色んな所で晒してきたのだから、調子が悪くなったらひた隠すというのはどうも性分に合わない。
それよりもこれからどんなリングが待ち受けているのか、どんな展開を見せるのか、気持ちの許す限り「忘備録」としてここに残してみたいと思っている。もちろん、気になるカープを応援するのも、生き甲斐の一つとして孫君の追っかけを記すのもここである。

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「幼子の命を」

2023年09月12日 | ニュース・世相

              

「日差し」…太陽の光、日光、その照り具合
「陽ざし(射し)」…太陽の光、日光、その照り具合
「日射し」…太陽の光のことを意味する表現

こうして並べてみるとこの三つの言葉は、大きく変わらずほとんど同じような意味合いを持っている。
ならば使用されている漢字のそれぞれにどれほどの意味があるのだろうか。ひもといてみたくなる。三つの「ひざし」の意味に違いはないが、使用されている漢字の意味には違いがある。それによって読む側の受け止め方が違ってくるのではないかということ。つまり、書く方も何らかの意図を込めて使い分けていることになるのだろう。その結果が微妙なニュアンスとして変わってくるということか。

小難しい国語の時間はここまでとして、陽ざしにまつわる悲しい出来事が今日も報道されている。
娘さんから2歳の幼稚園児を預かった母親が、幼稚園に送り届けて自らの職場に行くはずであった。何をどう間違えたのか幼稚園に寄らずにそのまま自分の職場に直行。車内に2歳児を残したことを忘れて仕事に専念。煮え返る車内に残された2歳児は9時間後に車外に連れ出されたが時すでに遅し。
大切な大切な、可愛い盛りの2歳児の命は、幼子を慈しみ可愛がるはずの祖母の手で葬られるという、思いがけない悲しい結末となった。

今年の春から何度となく繰り返された、幼稚園児の車内放置事件、降ろし忘れによる熱中症死亡事件、さらには保護者が買い物やパチンコなどで、幼い命が奪われ事故や不祥事。そんな幾つかの実例が厳しく報道され責任が追及されているさなかに、またこんな痛ましい事案が発生する。いずれも過去の事案ではない。忘れるどころか自分自身の熱中症対策も併せて、暑さに対する警戒心は並大抵ではないはずなのに。悲しい、空しい話が続く。

9月の中旬を迎えても、あさから照り付ける今年の「日差し」「陽ざし」「日射し」は強い。直射日光に当たるだけで眩暈がしそう。
漢字もひらがなもどっちでもいい。この強い危険な日差しから命を守る行動だけは今一度肝に銘じて、本格的な秋を待つことにしたい。

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「元気の素!」

2023年09月11日 | 追っかけ爺!

     
        練習の成果を、真剣な眼差しで表現 応援合戦                優勝旗と金メダルを胸に、堂々の部活行進      

                    
                       バトンを受け必死の形相でダッシュする孫君 選手リレー

秋の日差しが朝から遠慮なく照り付ける土曜日。男の子から男子へと成長する過程の真っただ中の孫君。人生1回こっきり中学2年生の体育祭。
追っかけ爺としては行ってみたい。声の届くところで応援したい。ウズウズする。
でも帯状疱疹の真っ赤な発疹は左上半身を覆っている。ウズウズする。どうせウズウズするんなら、ちょっとだけ美味しい部分だけでもいいから体育祭をカメラに納めたい。望遠レンズをセットして学校へ。

現場に着けば、いつもの旺盛な報道カメラマン精神が目を剥く。痛痒さも鬱陶しさも半分忘れている。運動不足で軋む膝をものともせずにベストアングルを求めて右往左往。たった3枚のこの写真を撮るのに何度シャッター押したやら。日陰を探して次のプログラムを待つ。まさに追っかけ爺の新骨頂か。
体育会系を地で行く孫君、どの種目も真剣に演じる姿にはジジバカながら「ウ~ン、なかなかやりおるわい」

中学2年生の体育祭はこの日この時しかないのだからつい無理をする。少し弱った体調にこれほど悪いことはないと理屈では分かっている。
でもこれほど真剣なパフォーマンスを見せてくれたのだから、小さな患いは飛んでいくかもしれないし許してくれるやろ。なんて勝手な行動をするのだから、結果的には患いの中にもまだまだゆとりがあるということなのかも。その後の辛さも何も一切触れずに黙って早めに横になる。

運動会や体育祭などには、どうかするとお腹が痛くなることもあった我が幼少のみぎり。それから考えると、最終種目となる選手リレーに堂々と出場する孫君はまぶしいくらいに思える弱小少年時代を送った爺である。彼の姿を追いかけ、雄姿をこの目で確かめることは何よりの薬となるのも事実のようである。季節や良し、病気などしていられない。早く治さないと。

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「夏バテでしょう!」

2023年09月10日 | 健康イチバン!

                       

何度も何度も聞かされた異常気象による高温。それに伴う熱中症警戒アラートは連日のように全国各地で発令される異常な夏。
そんな中でも例年通り見事に咲き誇った「百日紅(サルスベリ)」も、文字通り百日咲くといわれる花期がここにきてようやく下火になりかけて来た。
例年、この百日紅が終わるころになると、何となく気だるさや微熱感を感じるあまり有難くない季節となる。いわゆる夏バテの一種であろうか。

それが今年は何をたまげたのか、えらく早い夏バテがモロにこの身に襲いかかった。そして完全に負けた!
それが何十年振りかの「帯状疱疹」という形となって、あまり強くもない身体に現れた。以前の体験から考えても、今回は少し様子が違う、というか身体全体を覆うダメージが強くて、何かしら大病に罹ったような気持ちになっている。単なる弱気がそうさせているのだろうか。いやそれだけでもない。

真っ赤な発疹が、左上半身という限られた部分ではあるがベッタリ張り付いていて、強く痛い・痒いというほどでもないのだが、触ればピリピリ。背中など下に向けて寝ると痛さで何度も目が覚める。左の喉も嚥下痛に悩まされ、左首筋が極端に凝っている。要するに発疹がこすれるたびに憂鬱になるのでこすれないように気を付けると、動きがゆるくなってだらしさを感じる。運動不足をモロに感じる。なのに、素早い動きが出来ないじれったい状態。個人差はあるのだろうが、高齢を自覚しているため被害妄想も大きくなっているのかな。なかなかやる気が出てこない、ノークレ病状態。

などと愚痴ったところで、1週間処方された飲み薬を今日で5回飲んだ。あと二日もすれば目鼻がつくだろう。
仕方がない、今はひたすら耐えて、いっときも早い回復を待つしかない。帯状疱疹の艶やかな赤と、真っ赤に咲き誇ったサルスベリの色が妙に似ているのが面白い。 ちなみにサルスベリの花言葉は 「雄弁」「饒舌」「あなたを信じる」だって、どう結びつけようかな。

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「弱り目に祟り目!」

2023年09月06日 | 健康イチバン!

                   


前回に続いて自身の体調報告ブログとなって申し訳ない。一方で齢81の声とともにやってきた意外な事実を書き残しておきたい気持ちも強い。
というのも50代60代70代は、副鼻腔炎・肩腱板断裂の二つの手術は体験したが内科的な病とは縁がなく、至って元気に過ごして来た。
ああそれなのに、ここにきて我が家族8人の中でただ一人ガンの細胞検査をするに至った。親に対しても兄妹に対しても何か後ろめたさを感じる。

そして今日は、皮膚科に駆け込む仕儀と相成った。ここ数日、左上半身が全体的にヒリヒリする神経痛に似た痛みが続いていた。朝起きると左上半身が何やらむずがゆい。見ると左脇腹から背中に回るほど真っ赤な発疹がベッタリ。素人目にも「帯状疱疹」とわかる症状。この症状については、多くの皆さんが一度は体験されたことがあるのだと思う。それほどに解りやすい病気でもある。

案の定皮膚科の医師も一目見るなりすぐに写真入りフローチャートを示しながら、帯状疱疹の発症要因や対処方法等の説明をされた。要するに一時的な体力の減退によって、脊髄に付着した子供時分の水疱瘡の潜在細胞が勢いを取り戻し活発化することで体表神経に沿って発疹を作る、ということであった。
問題は一時的な体力減退が原因と言う点である。PSAの数値からMRI検査、細胞検査など一連のがん検診が体力を減退させるほどのダメージを与えたのだろうか。

自分ではこのたびのがん検診一連は、年齢的なグッドタイミングとして喜んでいるくらいで、落ち込むなどの理由は何もないと思っている。
ならばこの皮膚科疾患も経年劣化の一つとして、知らず知らずのうちに一時的体力の減退があったということか。今年は高温の夏が長くて体力消耗は尋常ではなかったね~。いずれにしても罹ってしまったら仕方がない。一日も早い完治を目指すのみだ。気力体力を充実させて。

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「知らぬ間のPSA」

2023年09月04日 | 健康イチバン!

                                                   

ここ2年ばかりはコロナ対策などもあって、自らを律すべき定期健康診断をお休みしていた。それ以前の健康診断では、検査項目のほとんどが基準値の範囲内で、どこと言って取り立てることもないのをいいことに、健康優良爺を自認し自慢のタネにもしてきた。
3年振りに本格的な健康診断を受けようと思い立って、これまでの老舗の医院から新たに設立された内科クリニックの若い医師に診断をゆだねた。

何がどうというわけではなくただ普通に自分の年齢も考えて、このたびの健診では「前立腺がんの指針となるPSA」をイの一番にという意識があった。何かが気になるとか引っかかるとか何のこだわりもなかったのに、結果は異常に高い数値が示された。
診断をゆだねた医師から「大至急精密検査を」との紹介状を持って、国立病院機構の医療センターで精密検査を受けることになった。

数値が数値だけに先ずMRI検査を。続いて細胞検査となった。細胞検査は体験された方にご理解頂いたらそれで結構。初体験のこの身は緊張で身体が硬くなるのをベテラン看護師さんにやんわり諭された。これら精査の結果がわかるのはしばらく先の話。
それまではただただ何事もないように、ノー天気にその日を待つことに決めた。その先は覚悟を決めて闘うのか、そのままノー天気で行けるのか。
いまのところ、天知る地知る医師ぞ知る。

晴天の霹靂という思いもないことはないが、一方で実年齢に合わせた身体のほころびは防ぎようがないという思いもある。頑張ってみよう。

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「フランスへの切符」

2023年09月02日 | スポーツ・観戦

                                              ついに手に入れたフランスへの切符。いまバスケットワールドカップが面白い。

             

              
                山口県柳井市出身、司令塔 河村勇輝選手 ごく親しい人のお孫さん 

               

 1976年以来48年振りオリンピック出場権を得た。

 あと1勝すれば、というところまで来ていたニッポンバスケ。山口県柳井市出身、22歳の若き司令塔河村勇輝君の活躍もあって、カーボベルデ 

 に勝って、アジア1位通過フランスオリンピックへの道を開いた。

 多くを語らず、今この一勝の興奮を抱いて眠りにつくとしましょう。おめでとうニッポン!!

 

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「ながつき ついたち」

2023年09月01日 | 季節の移ろい・出来事

           
                  夏から晩秋まで真っ赤な花を咲かせる「赤花芙蓉」

長月ついたち。言わずと知れたあの関東大震災から100年になる9月1日、「防災の日」である。
年年歳歳この日を契機に、様々な角度からきめ細かい防災のあり方が議論され、避難訓練の実際も繰り広げられている。いざというときの備蓄や、避難場所・避難通路の確認、ハザードマップの見直し等々、個人レベルの対策が講じられている。

その割には、不意に襲い来る災害に巻き込まれ、生命・財産を失う悲劇は繰り返されていると言わざるを得ない。
逆に言えば、不意の災害がひとたび襲い来ると、その威力の甚大さが半端ではなく、避難行動が後手に回って取り返しのつかない結果を招くケースも少なくない。そして「出来ることなら我が家にいたい」「避難場所に出かける勇気に欠ける」などの人間らしい躊躇が生まれるのも無理からぬ心理だと思う。
本当に伸るか反るかの切迫した場面に自分を置いて考えても、どう判断するのか、今の時点ではなんとも言い難い。

地球温暖化による海面温度上昇など、自然災害規模は肥大化する一方。「なんとかなるじゃろう」が通用しない時代になっていることだけは肝に銘じたい。
地震・カミナリ・火事・オヤジ・そしてSNSの無責任諜報発信。世に怖いと言われる数々を、今一度噛み締めなおして我が身を守ることに徹したい。

今年の猛烈な暑さの中でも真っ赤な大輪を咲かせ、その艶やかさを晩秋まで持ち続ける「赤花芙蓉」の生命力にあやかって、災害から身を守りたいものである。

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